ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

シャレード  ヒトラーのにせ札

2011-11-30 06:51:33 | 映画(記憶に残したい映画、シーンなど)

シャレード 1963年上映  主演 A・ヘップバーン K・グランド   めまぐるしく展開するストーリーと、軽妙なセリフから、まるで、ヒッチコックの映画ではないかと思わせる、オシャレなサスペンス映画であった。過去に見たことがあれば、結末のオチがわかって、興味はうすれるのであるが、見ていなかっただけにラストまで、グイグイと引き込まれた。48年も前の作品であるのに、ストーリー・人物・ジパンシーのファッションなど、全く古さを感じさせず、スリルがあり、ドキドキもさせてくれた。また、ヘンリー・マンシーニの音楽も聞き慣れたせいもあるのか、よけいに上品に仕立てた。今年見た映画では、トップクラスの面白さといってもよい。ヘップバーンの魅力は、相手役に恵まれたこともある。この映画の K・グランド、「ローマの休日」におけるグレゴリー・ペック、であり、「麗しのサブリナ」のウィリアム・ホールデンなど、当時の、中年男がカッコよく、彼女の魅力をいっそう引き立てた。時折、家内のカラカイ、ナニよそのジジくさい格好は!  I ’m not G・ペッグ.  It is just an old man.

YOE-TUBEは、ヘンリーマンシーニを聴いてみる。   http://www.youtube.com/watch?v=pQ8uuBtOzXM

ヒトラーのにせ札  2008年  ドイツ・オーストリア共同制作 第2次世界大戦下での、ユダヤ人迫害の映画は、これまでにも、「シンドラーのリスト」や、「ライフ・イズ・ビューティフル」などを見てきたが、この映画も残酷なシーンはないものの、いとも簡単に殺されるシーンや、収容所での過酷な生活を見せられた。バックにジャズが聞こえてくるのであるが、人のすすり泣く声や、うめきなどのように聞こえ、いっそう悲しい映画に仕立てた。