つれづれ日記

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平成25年度版労働経済白書から

2014-09-16 09:35:15 | 日記
(独)労働政策研究・研修機構の「構造変化の中での企業経営と人材のあり方に関する調査」(平成25年)によると、若年者の正社員採用に当たり重視する資質として、
「仕事に対する熱意・意欲・向上心」(73.6%)
「積極性、チャレンジ精神、行動力」(62.0%)
「組織協調性(チームワークを尊重できる)」(52.5%)
「コミュニケーション能力」(51.7%)
「社会常識やマナー」(48.0%)
「規律性(ルールを守れる)(45.4%)
をあげる企業割合が高い一方
「語学力」(9.8%)
「学業成績」(8.1%)
「最終学歴」(5.2%)
の割合は低い。
意外と語学力と最終学歴が低いというのが実感だな。

では次の興味深い統計資料
 正社員の長期雇用は維持すべきという考え方と正社員も柔軟に雇用調整しやすくするべきという考えた他のいずれかに賛成かを企業規模別にみると、
99人以下の企業では100人以上の企業と比べやや割合が低い者の、
全ての企業規模で、正社員の長期雇用は維持すべきという考え方に肯定的な企業は75%を超えている。

やや意外な結果ですな、終身雇用は時代遅れみたいなこといってる評論家等の認識と現場で実際に雇用にかかわっている人の認識に差があるようだ。
で、その理由ですが(独)労働政策研究・研修機構「今後の産業動向と雇用の在り方に関する調査」(平成22年)
によると企業が長期雇用の具体的メリットとして考えるものをみると、「知識や技能の承継がしやすい」、「従業員の長期的な人材育成がしやすい」「組織的な一体感を維持しやすい」
などの割合がたかくなっている。

結構面白いな、まだまだあるが。