韓国・巨済(コジェ)市 公式ブログ

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海金剛

2010年07月01日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行
世界で一番美しい無人島、海金剛



●海金剛
人の接近を拒否したまま、ひたすら波と風だけを友にしている世界で一番端麗な無人島、海金剛は、巨済市南部面カルゴン里海金剛村の南、約500mの海上に位置する。2つの大きい島が連接した海金剛は、閑麗海上国立公園に属していて、1971年に名勝2号に指定された。地形が葛の根が伸びた形をしているといって付けられた葛島より、海の金鋼山を意味する海金剛として広く呼ばれている。中国秦の始皇帝の不老長生の草を求めに来た所として、薬草島と呼ばれたりもする。周りの景観では引潮の時その神秘的な姿を現わす十字洞窟、獅子岩、幻想的な日の出と月の出で有名な一月峰などがある。



●海金剛の海霧
海金剛には太初の神秘がそのまま生きている。煙のように立ち上る白い海霧…お互いにななめになった岩と岩の間に陽射しが射し込み、その隙間からあさぎ色の水が白く砕ける。四方は一面、沈黙と驚異の海だけだ。



●海金剛の日の出
人の小手先と想像力では近づくことができない美の世界だ。奇妙な神秘感、危なげに見える雄壮美、絶対服従したい荘厳さを帯びた獅子岩を過ぎて、海金剛の秘境にもう一度感服する。海金剛の名物の一つである獅子岩と海金剛の間から浮び上がる赤い太陽は、壮観中の壮観だ。



●徐市の伝説
中国秦の始皇帝の命を受けて、不老草を捜しに来た徐市の話が残っている巨済市は‘伝説の現場’を捜す外国人たちが絶えない。日本の下関の親善使節団50人余りが、徐市が不老草を捜すために巨済の海金剛へ来たという伝説がある臥峴村を訪れたり、2008年には日本の福岡県八女市から、徐市を研究する日本人3人が臥峴村を直接調査に来た。
徐市は、不老不死を夢見る中国秦の始皇帝の命を受けて、霊薬を捜して我が国まで来たという伝説を残した人物で、徐福とも呼ばれる。一運面臥峴村モレスブ(砂森)海岸には‘徐市留宿地’記念碑が立っている。臥峴村の昔の地名は`横になる(ヌプタ)'から派生した`ヌウレ'で、徐福が宿泊しながらこんな地名がついたと村の住民たちは信じている。記念碑には、徐市が童男童女3千名を従えて南海金山を経て巨済海金剛に至り、ここから済州島の西帰浦を経て日本八女市に到着したと書いてある。



●十字洞窟
海金剛の心臓である十字洞窟。狭い岩壁の間に悠々と入って行く時、運が良ければ濃く青い海にこぼれる輝く陽射しを目撃することができ、上を見上げたら十字の模様に見えるので、十字洞窟と呼ばれる。オンシーズンには十字洞窟に入ろうとする遊覧船たちが並ぶ。人々は皆シャッターを切るのに忙しいが、賢い年寄りたちは座ったまま秘境を目に収めて心に残す。



●海金剛テーマ博物館
海金剛入口にある海金剛テーマ博物館は、韓国の歴史と文化を伝え、私たちの大事な思い出の中の時代を回想できるようにする、近現代史生活博物館だ。1階は生活が困難だった時代をテーマに、2階は世界各国の骨董品と風習に係わる資料などを展示してある。

▪利用料金: 4,000ウォン
▪位置: 南部面カルゴン里 262-5番地
▪電話: 82-55-632-0670
http://www.hggmuseum.com

海金剛 アクセス
長承浦、臥峴、旧助羅、鶴洞、海金剛、陶蔵浦の総6ヶ所から出発する遊覧船に乗って入ることができる。島には上陸することができないので、ただ海上観光のみ可能だ。気象状況によって観光可否が決まるので出発する前に必ず確認しなければならない。

●遊覧船利用案内(外島~海金剛)
▪ 運行時間: 06:10~17:00
▪ 予約 : http://www.oedoticket.com/
※ 予約の時大人 4,000ウォン、子供 1,000ウォン割引

●遊覧船利用料金
▪ 長承浦 17,000ウォン(平日)、19,000(週末)
▪ 臥峴 16,000ウォン
▪ 旧助羅 16,000ウォン
▪ 海金剛 16,000ウォン
▪ 鶴洞 15,000ウォン
▪ 陶蔵浦 15,000ウォン

※料金は遊覧船社の事情によって少し差があります。