玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

goodbye your dream

2020-05-26 00:41:33 | 

 一回目代かきを始めた。

 毎年、水漏れで満水にならない山あいの収穫田から始めた。一昨日、排水口付近の水漏れを補修したが満水にはほど遠い状態。とりあえず代かき。粘土質100%の田。終わっても半分以上、田面が見える。これではコナギが発芽しない。

 

 

 アカウキクサの田は順調に一回目が終わった。粘土質と砂質が半々ぐらい。

 

 

 粘土質100%の田は漏水がなくても満水になるには時間がかかる。今年は早く水を入れたつもりだが田にはいった亀裂から地下浸透が激しい。荒起こしで亀裂を埋めたつもりでも深いところまで入っていてどうしようもない。毎年、対策を考えているが今年は少し考えていることが違う。

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 歌詞に使われるような言葉、

 

  ずっと変わらないで、

 

そのものだ。粘土という粘土がこの田に集まったような、水が入るとドロドロ深くなって、乾くとカチカチ石ころのようになって手に負えない。父も苦労したのだから、全く変わっていない。

 変えようとしてはダメらしいから、変わらないでいて、そのままで良い、ずっとそのままでいいから、の方向で行く。

 今年の秋に麦をまく。ここは山あいの粘土質田、水はけは悪い、と思えるがなかなか満水にならないので畑になりたいのだ。こちらで、もうちょっと、もうちょっと、重機まで使っていろいろ田としての改善策を実行した。効果無し。

 目を開けば、畑として生まれ変わりたい、ズーーーっと畑でいたいらしい、とわかった。

 麦を収穫した後は大豆をまく。汎用コンバインがないが来年の秋の大豆の収穫までにはレンタルか委託か方法はあるだろう。

 変えよう、などと考えたからダメだった。変わらないでいてくれ、ということが正常のお願いだと良くわかった。

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 goodbye your dream.

 

 田ばかりでなく対人関係でも特性を引き出し、引き出されることを楽しみにしている、となれば夢が同じになりそう。

 同床異夢、という状態は一人寂しいのでは。

 

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アカウキクサ

2020-05-25 00:18:33 | 

 荒起こしから3日後の昨日に写したもの。

 満水状態を保っている。

 

 隣では赤浮き草が発生した。

 

 

 赤浮き草をウィキペディアで調べる。

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アカウキクサ属Azolla)は、アカウキクサ科(Azollaceae)に所属する水生シダ植物の。学名のアゾラと表記されることも多い。浮遊性の水草で、水田湖沼などに生育する。

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通常夏期には緑色であるが、冬期には赤く色づく

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緑肥などとして扱われる一方で、水面を覆うことで水温を低下させ、水中を貧酸素状態にするため、害の強い雑草としても扱われる[10]

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本来アカウキクサが生育していない水域であっても、植物体が水鳥の足などに付着して運ばれ、大繁殖したとみられる例が確認されている[69]

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外来種として繁殖しているアカウキクサ類を駆除することがある一方、在来種であるアカウキクサオオアカウキクサについては、農薬の使用や水質汚染などによって個体数が減少している

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絶滅危惧種である在来種であるのか、特定外来生物に指定されているような外来種であるのか外見から判別することが困難であるため、保護すべきか除去すべきかが判断できないという事態も生じている[71][78]。そのため実際に、絶滅危惧種のオオアカウキクサを誤って除去するという事例も発生している[79]

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 こういう浮き草でおおわれれば、酸素がないと困るコナギは育つことができない。有機栽培稲作では強害どころか最強の味方になる。

 外来種か在来種かどちらか。詳しい方々もわからないで駆除が反対の結果になったところがあるらしい。

 この田では、絶滅危惧種が育っているとか、まさか。

 

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中耕除草と同じような代かき

2020-05-24 00:36:32 | 

 昨日午前中は時々小雨で寒かった。午後になって曇り空。

 

 

 草がところどころ浮いている田と、草は土と混ざって見えなくなった田にわかれた。

 

 砂質の田は満水では草が浮き上がった。粘土質の田は満水でもくるむことができた。

 砂質田は、今年の秋に麦まきをやってもやらなくても来年は満水にしない。麦カラをくるむには水はじゃまになる。

 粘土質田は固まりのままなので満水でも草が浮き上がらない。

 

 砂質田はすぐに土が水にとけていくが、粘土質田はかたまりのまま。

 コナギは粘土質田にビッシリ生える。そこで、今年は2回代かきではなく3回、4回代かきをやる。満水で。コナギの種は浮かせて枯死させ、発芽したものは埋め込む。

 田植の時にコナギの種がなくなっているか埋め込まれた状態にして、中耕除草を3,4回行ったと同じようにする。

 トラクターが4回も満水の田に入ると深くなって、粘土質の田ではところどころグーーーーーンと深くなるだろう。

 中耕除草機を押すのは去年でこりごりした。トラクターで座って中耕除草と同じ方法になるならやむをえない。

 

 トラクター運転で音楽を楽しんでいる。退屈しない。

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荒起し

2020-05-23 00:07:32 | 

 昨日は小雨で少し寒かった。雨はまだ降っている。

 田に水を入れたのは一週間前、田面が柔らかくなって荒起しも速くできた。

 

 

 

 

 田の中に入るのは昨年の稲刈り以来。雑草が出て、すきこんで肥料分になる。手いらず。

 雑草も均一に生えていて雑草のような感じがしない。

 昨年の秋、麦をまきたかったが田面がぬかるんでいて雨も続いたのであきらめた。稲刈り後のそのままの状態。雑草の背丈がそろっている。

 麦は背丈が二倍以上あるのでこういう雑草があっても正常に育つような気がする。

 問題は、芽が出るかどうか。出れば雑草に負けないように思える。

 麺用の小麦。ソウメンは夏の暑い日に気分爽快。冬は煮込みうどんで暖まる。

 大麦は玄米ごはんに混ぜる。

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加温にハウスは必要でもない

2020-05-19 00:47:34 | 

 12日から14日にかけて苗代の不織布を取り去った。苗箱は1日から7日にかけて並べた。

 

 

 

 この風景は今年で終わる。来年はハウスの中の予定。

 

 こんなに簡単に苗が作れるのにわざわざお金をかけてハウスを作ってその中へ並べる。

 今、この苗代に使っている資材は、周りをかこうための防鳥網で数千円だけ。網は2時間ぐらいではれる。それで終わり。防鳥網は消耗品で田植が終われば廃棄処分。撤去には30分ぐらい。

 ハウスにすれば2時間半と数千円の節約だが、数十万円の支出とどれぐらいかかるかわからないほどの組み立て時間が必要。

 ハウスで保温する、といことならこの状態でもできる。苗箱の間にホースを入れて湯を循環させる、他には、苗箱の下にホースを通して湯を循環させる。脇か下か。苗箱には不織布をかけっぱなしにしておく。

 ボイラーを使うというとハウスが必要、となるが苗箱を温めるだけならハウスは必ず必要でもない。

 効率良く温めるにはハウスの中のように隙間なく並べる。畦にピッタリぎりぎりまで詰めて並べる。畦シートで漏水をなくす。水面が見えるのは中央の通路だけにして空気中への放熱を少なくする。

 

 井戸水なら最初から13℃。苗箱の下に塩ビ管をおいて井戸水を通す。夜間、かけ流し。これが一番簡単だ。

 比較のために今までのように加温しない苗代も作る。毎年、廃棄処分にしているのだから一年ぐらい、また、やって見てもよい。種まきは大好きだからはりきって。

 

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