有機栽培稲作には保険は適用されない。農薬、化学肥料を使わないのだから減収するのは当たり前というわけ。
除草剤、化学肥料を使うのは基本中の基本、使うのは当たり前。それを使って減収したのではやむを得ないということで保険金が支払われる。
有機栽培稲作は基本を守らないので出ない。
それでは、有機栽培稲作はどこに万が一の場合の保障を求めれば良いのか。
保障は、ない。
万が一に備えて収入源を別に持つしかない。この農外収入で一息つける。要するに兼業農家。自分で自分を保障する。
規模拡大する場合、借地料がたいへんだ。万が一を考えて契約書には非常事態条項を入れておく。借地料を0にする条項。地主様が合意しない場合は契約しない。
どこまで規模拡大できるか、はどこまで借地できるか、と同じ。
計算してみると、
借地料K円/1000m2、補助金H円/1000m2、借地面積Sm2、全圃場面積Zm2、借地面積割合s、減価償却G円/年、とすると
支出は
借地料=KS円
減価償却=G円
支出合計=KS+G
収入は
補助金=HZ円
農外からまわせる金額=N円
収入合計=HZ+N
差額=支出-収入
=KS+G-(HZ+N)
=(KS/Z+G/Z-(HZ/Z+N/Z))Z
=(Ks+g-H-n)Z=0にする。
Ks=H+n-g
s=(H+n-g)/K
sの最低はn=gの時で
s=H/K
nがgを下回るとマイナスになる手前、要注意。その先は破綻。
H=10000円、K=40000円、
とすると、s=1/4=0.25
25%以上の借地はよほど考えたほうが良い、というガッカリの結果。4倍ぐらいは借りても大丈夫だろう、などと逆に考えたくなるがそうすると破綻。万が一を考えるとやめたほうが良い。
25%借地で増やして限界。これが借地料20000円と半分になると50%増やせる。だが、その金額では地主様は土地改良関係費を払えない。
H-gは例年マイナスなのでnを大きくすればsが増える。これは、完全に兼業農家路線。有機栽培稲作はこれ以外の路線はないことが数式で出た。
有機栽培稲作は兼業で。
この数式から、借地で規模拡大すると、借地割合は、農外収入からまわせる金額で変わる。
借地の有機栽培稲作をどんな時でも安定して行うには、外からまわせる金額で借地割合を考えること。それと、借地料は分母になるので少なければ少ないほど良い。
当たり前の結論。
農外収入を期待できるようにしておくこと。万が一の時に農外収入も万が一の事態になって0になると地主様にたいへんな迷惑をかけることになる。
まとめると、万が一には兼業収入で債務を支払う、保険金はないと考えること。
借地してまでするもんじゃない、と数式が証明している。天候が自由になれば万が一のことは考える必要はないが、農薬、化学肥料はそれに近い状態を作れるようだ。だから保険がきく。
有機栽培稲作農家は、現代社会で保険無し、のことやっているのだから江戸時代以前に住んでいることになる。全方位に体だけで向きあっている。
除草剤、化学肥料を使うのは基本中の基本、使うのは当たり前。それを使って減収したのではやむを得ないということで保険金が支払われる。
有機栽培稲作は基本を守らないので出ない。
それでは、有機栽培稲作はどこに万が一の場合の保障を求めれば良いのか。
保障は、ない。
万が一に備えて収入源を別に持つしかない。この農外収入で一息つける。要するに兼業農家。自分で自分を保障する。
規模拡大する場合、借地料がたいへんだ。万が一を考えて契約書には非常事態条項を入れておく。借地料を0にする条項。地主様が合意しない場合は契約しない。
どこまで規模拡大できるか、はどこまで借地できるか、と同じ。
計算してみると、
借地料K円/1000m2、補助金H円/1000m2、借地面積Sm2、全圃場面積Zm2、借地面積割合s、減価償却G円/年、とすると
支出は
借地料=KS円
減価償却=G円
支出合計=KS+G
収入は
補助金=HZ円
農外からまわせる金額=N円
収入合計=HZ+N
差額=支出-収入
=KS+G-(HZ+N)
=(KS/Z+G/Z-(HZ/Z+N/Z))Z
=(Ks+g-H-n)Z=0にする。
Ks=H+n-g
s=(H+n-g)/K
sの最低はn=gの時で
s=H/K
nがgを下回るとマイナスになる手前、要注意。その先は破綻。
H=10000円、K=40000円、
とすると、s=1/4=0.25
25%以上の借地はよほど考えたほうが良い、というガッカリの結果。4倍ぐらいは借りても大丈夫だろう、などと逆に考えたくなるがそうすると破綻。万が一を考えるとやめたほうが良い。
25%借地で増やして限界。これが借地料20000円と半分になると50%増やせる。だが、その金額では地主様は土地改良関係費を払えない。
H-gは例年マイナスなのでnを大きくすればsが増える。これは、完全に兼業農家路線。有機栽培稲作はこれ以外の路線はないことが数式で出た。
有機栽培稲作は兼業で。
この数式から、借地で規模拡大すると、借地割合は、農外収入からまわせる金額で変わる。
借地の有機栽培稲作をどんな時でも安定して行うには、外からまわせる金額で借地割合を考えること。それと、借地料は分母になるので少なければ少ないほど良い。
当たり前の結論。
農外収入を期待できるようにしておくこと。万が一の時に農外収入も万が一の事態になって0になると地主様にたいへんな迷惑をかけることになる。
まとめると、万が一には兼業収入で債務を支払う、保険金はないと考えること。
借地してまでするもんじゃない、と数式が証明している。天候が自由になれば万が一のことは考える必要はないが、農薬、化学肥料はそれに近い状態を作れるようだ。だから保険がきく。
有機栽培稲作農家は、現代社会で保険無し、のことやっているのだから江戸時代以前に住んでいることになる。全方位に体だけで向きあっている。