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玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

陣頭指揮

2019-10-29 05:34:37 | 
 昨日夕方、農機店の担当者様に修理してもらいました。毎年のことで、どうもありがとうございました。ようやく、モミスリができます。

 父がはりきって家の修理工事の、指揮、をしている。専門職人のかたがたと打ち合わせして、材料の手配をしている。取り寄せできなくてどうしても買い出しに行かなくてはならないものもある。今、トラックにはモミを運ぶためのコンテナが積んであるので乗用車で無理やり積んで来ることになる。これから大雨は降らない予報だ。もう少し工事を遅らせてもらえると、稲刈りが終わりトラックが使えるようになる。

 それまで待てないらしい。寒くならないうちに、日の長いうちに、などいろいろ理由があるが、周りの家が修理を始めたので、落ち着かなくなっているだけのことだ。

 尻拭い、後始末をする人間の都合など考える必要はないし頭の片隅にもないので、勝手にやれ、となるがすでに職人様の予定が入ってしまった。どうやって、長いものを買って来ればよいか。職人様の軽トラックをを貸していただくか。コンテナを下ろすのは簡単、積んでガッチリ固定するには2時間ぐらいかかる。稲刈りがまだ終わっていないのに、下ろしたくない。

 庭の砂利が露出し、雨水が合流するところに砂がたまっている。U字項も半分土砂でうまった。わずかだが、母屋が高くなったように見える。庭の砂が流れた分、低くなっているのだが母屋がほんのちょっと高くなったように見えるのでかえって安心しているのかも知れない。
 地面が減っている、とは思わないらしい。砂の堆積を見てもこんなものだろう、で終わってそれ以上考えが進まない。除草の成果とは、とても考えが及ばない。
 洪水はこない、と信じている。霞ヶ浦の護岸堤が守ってくれると思っている。ハザードマップなど関係ない。
 そうやって周りに合わせて急いで修理して家の寿命を伸ばしても、洪水で最悪、水の泡になる危険性が想像できない。テレビを見てどれだけ被害が出ているか知っているはずだが、自分には関係ない別の世界の出来事と思っている。

 予定を組んだ後で報告されてもどうしようもない。勝手にやっているんだから、と言って職人様をお断りすることはできない。予定通り進めないととんでもないことになる。
 父の言うことは絶対に聞かないでください、などとは言えない。周囲のかたがたにむかって、完全に否定することはとてもできない。それで、すべて了解済みと思われている。

 やっと出荷できるようになった。やることがいっぱいある。
 ひまな人はいいなあ。自分がひまなので、こちらも、ひまだろうと思っているにちがいない。

コメント
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