月刊パントマイムファン編集部電子支局

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アーティストリレー日記(41)リオさん

2014-06-03 01:06:10 | アーティストリレー日記
今号では、主に大道芸を中心に活動する、若手パントマイミスト・リオさんの日記をお届けします♪

こんにちは、Bプログラム11日(水)19:30~出演のリオです。
シスター率いるTOKYOマイムカレッジ生ですが最近はすっかり幽霊部員…。
ですが、今回の素敵な舞台出演のチャンスを頂けましたので改めて自分とマイム、そして舞台表現のルーツを振り返りたいと思います。

私は大学入学時、福祉系の職場への就職を考えていましたが「手に職ならぬ、手に一芸」をと考え、加入したのがクラウン(道化師)のサークルでした。実際に各種施設へ伺いパフォーマンスをする機会にも恵まれ、実に様々な体験をすることができましたが、自然と欲が出てくるものです。

『たくさんの道具を用いたパフォーマンスでは自分らしさを表現できているのか?道具に頼って楽をしていないか?』

この疑問にぶち当たり、いつしか練習にも熱がこもっていったのがパントマイム。
在籍4年間、先輩やプロの方々などに学びながら研鑽をつんでいきました。

大学卒業後も自力で練習してはいましたが1人では限界が…そんな伸び悩みを感じていた時に颯爽と現れたのが『シスターひろみ』!
とある舞台の折り込みチラシで目に留まったTMCのチラシ。さっそく伺ったのは、今や懐かしのMAKOTOシアターでのレッスン。そして今まで出会った誰とも違う、パッションに溢れたシスターの姿にすっかり魅了され、TMCの仲間入り。改めてマイムの楽しさむずかしさ、じっくりと鍛える大切さに気付きました。

沢山の仲間たちにこの時期に出会いましたし、MAKOTOシアターで出会ったある先輩に誘われて参加したワークショップがきっかけで、趣味の延長線であったパフォーマンス・大道芸はいつしか立派に「仕事」と言えるような立場に…。
受け売りですが、舞台にはたくさんの「エン」が待っています。この「エン」に支えられて、今の私があるのです。

集う人々と繋がる「縁」が、
成功すれば手に入るたくさんの「円」が、
全てを出し切ったから楽しめる「宴」が。

舞台に来たからこそ手に入るたくさんの「エン」。
演者もお客さんも揃っていなければ生まれないもの達ばかりです。

どうぞ皆様、お互いにとってかけがえのない「エン」を手にするため、6月中旬になったら劇場へ足をお運びください。
そして劇場だから味わえる、最高のエンターティメントをお楽しみください。

リオ
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