高尾駅での名所は、3・4番線ホーム東京寄りに作られた天狗の石像!
なのですが、今回の目的は1・2番線にあります。
白丸で囲った部分に、米軍機による機銃の跡。
この駅舎は、大正天皇の大喪のため「新宿御苑仮停車場」として作られたものを、
御陵に近い高尾駅へと移築された物。
高尾駅舎の1番線、31と33番の柱に弾痕の跡がくっきりと残っています。
懸命に写真を撮っていると、地元の方から声をかけられた。
「あのーっ、何を撮っているのでしょうか?私は20年間高尾駅を利用しているのですが・・・・・・?」
仕入れたばかりの上記情報をお伝えすると、「大変勉強になりました。これから興味を持って駅が利用できます。」
と、お礼を言われ、小さなお子さんと駅を出て行かれました。
鉄道のレールを使った柱がめくれ上がるほどの機銃の恐ろしさと凄さを改めて驚きました。
現実と戦時中とが交叉し、複雑な気持ちを抱きつつ、この歴史を映し込もうと撮り続けます。
31番の柱
一寸引いて
高尾駅舎「機銃の跡」は、これで終了。
昼食の時間でしたが、次の目的地「日野駅」へと向かいます。
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