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心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

マルチチャンネルの音、今昔

2006-09-03 20:12:59 | オーディオ
団塊の世代がリタイアする時期が来ました。我々の世代は、グループサウンドに酔いしれた時代と思いますが、趣味として考えるとこの頃の歌や音楽をゆったりと楽しみたいという気持ちが湧いてきたりします。最近では、アナログレコードや真空管のアンプ、はたまたマルチアンプなどへ興味を示される方が多くなってきている様です。
実は私はマルチチャンネルシステムに一度失敗しています。チャンネルデバーダーは当時人気のあったソニーTA-4300F、38cmウーファーと1インチスロートチタンドライバー、チタンツィーターで組みましたが、バロックは良し、しかし声は駄目と感じました。特に男の人声がヘンチクリンに感じ、売りに出しました。
そのとき感じたのは、いくら18db/octでカットしても音はカットした領域からも影響があることとウーファーの高域は特に切れないことです。ある方が仰っていましたが、電話の音でピアノの音を聞き演奏に指示を出され事があるらしい。つまり、電話の音は、せいぜい300~3000Hzですが、ここが音の基本領域であると言って間違いない。つまりこの領域で300グラムもあるウーファーと1グラムあるかないかのスコーカーの音がつながるわけはないと思いました。

今日では、色々な方がマルチアンプ、マルチスピーカーを完成されていますが、この部分を解決するために大きなホーンを使われることと4ウエイのチャンネル数で成功されているように思います。(TADを除く)
今後チャレンジするときには、この部分を重要視して、多くの先輩の音を聞かせて貰い、苦労を聞かせていただいた上でくみ上げようと決心しています。

これからますます真剣に検討検証を重ね、自己満足できるシステムと構築したい。