発注から50日目の8月2日にようやく届いた NIKKOR AF-S 24-120mm F4レンズ。
休日になると持ち出して、試し撮りを続けています。
一番重要視しているのは、どの位大きなプリントを作成できるか!緻密なデータを醸し出せるか。
粒状性は勿論、階調再現、人を心地よくさせる記憶色が再現できるか!
「一寸使い込んだEOS 5Dmk2 + 最新のEFレンズ」と比較、3年10ヶ月の進化を確めます。
300カットほどの撮影で気づいた箇所、一番得意なのは緑の再現と感じる。

(赤色は自然な感じですが、未だデータが少なすぎて不明。青はもう少し・・・・?。)
同じ日のキヤノンEOS 5DMk2の緑

全面的にイエローが被り、シャドー部分に赤味が入らない仕様。
兎に角、緑が明るくなり、黄色もやや赤味を含んで記録される。(5D Mk2 + 100mm F2.8IS Macro)

従って、我が家の数台あるキヤノンカメラは、緑を撮るときには-2/3絞りが標準。
それでも、明るくなることがしばしばあった。(新型のDigic5は更に顕著に感じるが・・・・)

とは言え、昭和記念公園8月5日でも紫陽花が咲いていました!!
さて、ここからが本題。
タイトルのレンズで一番気になったのは、四角が歪んで映りすぎること。

真っ直ぐな柱のウエスト部分が凹んじゃいました!?
そこで、ネット上でレンズの評価結果を公表されているサイトを検証。
GANREFと言うHPより、スクリーンショットを作成、一部修正して借用、転載します。
このレンズの歪み性能(35ミリ付近)

かなり歪んでいますが、1.22%とは優秀な部類。
次いで同じレンズで100ミリ近辺

これだけ歪んでいるのに、2.46%とは、不思議な気がするが、仕方ありません。
次いで現在までメイン機種だった5DMk2 + 24-105mm F4

このレンズは、EOS 5Dと同時に購入し、7年近く使い込んでいる製品。
(NIKKOR 24-120mmレンズ購入に際し、数値としては認知したのですが、
実際のファインダー上でも判るほどの歪曲に驚愕!!
甘い思惑が外れました。)
24-120mm F4 35ミリでのシャープネス特性

24-120mm F4 100ミリでのシャープネス特性
(いずれもマクロレンズが逃げ出すほどの高性能! 驚異的な解像度を持っています。)
そして6年前発売のキヤノンレンズのシャープネス(5G 5DMk2で使用中)

この24-105ミリレンズ、市場の評価も高く、お客様にも好まれる方は多い。
私も、標準ズームとして何時も付けている。
特にストロボを使うスナップ写真は、殆どをこのレンズで撮影。
レンズの周辺光量落ちの紹介もありました。(キヤノン24-105mm F4)

NIKKOR 24-120mm F4の周辺光量落ち(24ミリ)

最大で43%、他どの絞りでも20%以上の光量差、かなり問題有りです。
ちなみに、多く使いそうな100ミリでも光量差がかなりあります。

キヤノンの24-105mm F4を越える性能を狙い24-120mm F4を設計したが、
元となるフィルター枠が同じなので周辺光量不足になった。
(レンズ補正で逃げようとしたのだろう、多分。)
更に、このレンズ驚愕の事例。
前後左右に並んだ人物を上方から撮影したが、左右後方の人物はピンぼけ(周辺光量不足+解像度極端に不足)
中央部は合掌位置にピントがあるが、左右に行くにつれ手前へと移動。
(コンピューターを駆使しただけで製作されたのだろうか? オペレーターの未熟さを感じる。)
まだまだ試用を続けますが、このレンズD800Eには相応しく無さそうに感じる8月17日です。
ちなみに、ニコンの最新レンズ28ミリ F1.8

F4より明るい絞りでは、周辺光量落ちが20%以上と極端、データ上ムラが目だつと思われる。
多くの人は、20%の差があればムラに気づくと思う。(私は10%前後でも気になります。)
ニコンのD800E中々面白いボディを造りましたが、これに見合うレンズが見当たりません。
暫く試し撮りを重ね、最適な組み合わせを探し出します。
本日仕事に穴が開いたような状態、夏休みを戴きます。
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