蟹の目の里ブログ

蟹の目山、陶石山、大日山の登山口の蟹の目の里の紹介
旅、映画、本の紹介、四季の花、小屋づくりの経過などを発信します。

鯖街道 針畑越え(根来坂)を歩く 76キロ 小浜から京へ

2023年04月16日 09時09分50秒 | 登山
令和5年4月13日~15日 晴れ、晴れ、雨


以前に計画したがコロナでお預けになり、今回Iさんの同行を得て、完璧なナビガイドで

迷いやすい林道の分岐や京の目的地にトラブルなく到着、感謝です。








(京はと遠ても十八里)と呼ばれた魚介類を運んだいにしえの商売道です。

小浜の人魚公園から鯖街道起点に歩きいよいよスタートします。天気はよさそうです。











市街を抜けるとこのあと京の鞍馬までコンビニは勿論、自動販売機が一台だけ見つけ、

幾つもの峠越え、多くの廃屋村、一日目は根来坂の峠で1000回目の登山となる写真を

とると。29キロ地点の古谷集落でちょっとした会話でおねーさんからジュース、コーヒー

の差し入れを頂きました。有難うございます。

近くの京都精華大学のキャンパスの桜満開の軒先でテント泊











2日目は52キロ地点の廃屋のひさしでテントを広げ、鹿の聲や谷川の水音でうとうと、

半眠半睡で雨の朝,オグロ坂を越え,八丁平の高層湿原を歩き雨に煙る北山杉の中を花脊峠に

出ると3日ぶりに車の往来が激しくなり、鞍馬に出る。途中車の窓から応援を受ける(笑)

後は気力を振り絞り、フラフラ歩きは普通の半分の歩み、午後1時40分、出町橋の鯖街道口

石碑に触れました。念願が叶いました。今回の歩きで感じたことは、熊からの杉の皮剥ぎを防ぐ

ビニールテープの幹に巻き付ける完璧さと、清流を生かした、釣りやキャンプの施設などが

印象にあります。廃屋が多く、独特の三角屋根のたたずまいや、春の花々の美しさは日本の

原風景を感じさせる素晴らしい旅でした。又、先人たちの小浜から京の市場まで鯖を背負い

歩いた生活力にも感動を覚えました。











根来集落でお会いした3人の方がこのガイド本の関係者で現地調査に出会いました。

素晴らしいガイド本を有難うございます😊😊


コメント
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