先週末はF1のモナコGPでした。
ということはまたF1会かというと、C氏とD氏が都合がつかず、4人中2人欠席なので今回は集まるのはやめました。
いつもならみんなで買い出しに行き、料理を作り(私が作るわけじゃないけど)、たらふく飲みながらワイワイ観戦するのですが、今回はひとりでチビチビ飲みながらおとなしく観戦しました。
モナコGPは市街地サーキットです。
他のGPは金土日の開催ですが、公道を3日連続で封鎖すると市民生活に影響が大きいということで、モナコだけは木土日の変則開催となっています。
今回はフリー走行も予選もフェラーリ勢が好調でした。
フェラーリのルクレールが予選トップタイムを出しますが、その後壁にクラッシュしてしまい、そこで赤旗終了。
他のマシンは最後のアタックに向かうところだったのにできず、なんとも微妙な形でルクレールのポールポジションが決定しました。
決勝ではルクレールのマシンに異常が発生し(予選のクラッシュが原因かは不明)スタートできず、予選2番手のレッドブルのフェルスタッペンが実質先頭でスタートとなりました。
メルセデスのボッタス、フェラーリのサインツ、マクラーレンのノリスと続き、なんとハミルトンは7位からスタートです。
モナコはコース幅が狭く、抜きにくいサーキットとして有名です。
ピットインのタイミングで前に出たりと順位変動もあったにはあったけど、コース上でのオーバーテイクシーンはほとんどなく、単調なレースでした。
そんな中、2番手を走行していたボッタスのピットイン作業で、タイヤが外れないという信じられないトラブルがあり、ボッタスはリタイヤとなりました。
結局、フェルスタッペンが2位サインツに9秒近い差をつけて圧勝。
フェルスタッペンはモナコGPで初の優勝、ホンダにとってもアイルトン・セナ以来29年ぶりのモナコ優勝となりました。
モナコはF1の中でも伝統があるGPなので、特別感があります。
2位にサインツが入ったことを考えても、もしルクレールがマシンにトラブルなく出走していたら、ルクレールが優勝していたかもしれません。
でもレースにタラレバはありませんからね。
素直に喜びましょう。
レース後のインタビューでは3位のマクラーレンのノリスがインタビューを受けている途中で、2位のフェラーリのサインツが入り込んできて、「やったな!」「今オレのインタビューなんだからあっち行けよ~」みたいなシーンがありました。
サインツは昨年までマクラーレンにいて2人はチームメイトだったので仲がいいんでしょうね。
さらに言えばフェルタッペンとサインツもトロロッソ時代チームメイトだったし、フェルスタッペンとノリスはゲーム仲間です。
トップ3による会見では、レースの緊張感から解放された3人による楽しいやりとりもあり、なんだかほのぼのしましたね。
今回の結果で、フェルスタッペンがドライバーズランキングでハミルトンを逆転してトップとなりました。
ハミルトンとは4ポイント差です。
コンストラクターズランキングでもレッドブルがトップに立ちました。
2位メルセデスとはわずか1ポイント差です。
昨年までのメルセデス一強と違い、接近していて実に面白いです。
毎レース見逃せません。