nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

北欧 ノルウェー編 10

2011-10-14 | 2011年8月 北欧



Flåm
(フロム)とは、古代ノルウェー語で「険しい山の間の小さな平地」
という意味だそうです。
その名の通り、アウルランフィヨルドの最奥地にある、人口約500人の小さな村です。

フロムは、ベルゲンやオスロから日帰り観光が十分可能なので、
1~2時間滞在して移動してしまう人が多いようですが、
私はここに1泊しま~す



Fretheim Hotel (フレトハイムホテル)

港の目の前。
さすがの私でも迷いようがありません



チェックインはPM4時からで部屋に入れなかったので、
フロントで荷物を預けて周辺の散策に出かけました。

フロムにはホテルらしいホテルは2つしかありません。



もうひとつのホテルは Flåmsbrygga Hotel (フロムスブリュッガホテル)。
ホントはこっちに泊まりたかったんですよね~。
でも満室でした

フロムは宿泊施設が少ないので、トップシーズンは予約が取りづらいです。
私はホテルのHPから直接予約しました。

パスポート事件により、旅行の日程が変わったので宿泊日も変更したわけですが、
本来、宿泊日の変更は、HP上で今の予約をキャンセルして新たに予約するらしいんです。

でもホテルのHPを見たら変更したい日は料金が高かったんですよ。
そこでダメもとで、ホテルに「今、○日で予約してあるけど、同じ料金で△日に変更して」
とメールを送ったら、あっさりOKの返事が来ました。
頼んでみるものですねぇ~



ユースホステルもあります。



こんなホテル(?)も…

フロム鉄道の駅舎の中に観光案内所があり、周辺の地図をもらいました。
日本語の地図もあります。(中国語と一緒になってましたが)

いくつかハイキングコースがあるのですが、案内所の女性に
「時間があるなら、農場へ行くコースか、ブリッケ滝へ行くコースがオススメよ」と言われ、
1.5~2時間で往復できると言うので、軽い気持ちで滝へ行ってみることに。



最初は比較的道も広くて、車も走っていました。
とはいえ、これでも十分のどかな風景ですね



人が全然いなくて、山に囲まれた中をひとりで歩いていると、
自分が本当に海外にいるのか
よくわからなくなってきますね
空気が美味しくてすごく気持ちが良かったです



羊ものんびり。



地図を見ながら歩いていたんですが、これといった目印もなく。
このあたりで分岐があるはず…と思ったら、道の右側に小さな看板を発見。

え!?コレ道ですか?

ここからがスゴかったんですよ~



いきなり山に入り、結構な登り坂です。
そして足元はかなり悪いです。
道らしきものがあっても、ぬかるんでいるので草の上を歩こうとすると
ズルっと滑ったり



道があればまだいい方で…
道なき道を歩いてどんどん奥に入っていきます。



こんなのは全然かわいいもんです。
大きな岩場では、手をついたり、お尻をついたりしないと
超えられないようなところもありました

ホントに登りがキツくて、滝まであと何メートルとかの表示もないし、
もう引き返そうか、でももう少しで着くならここまで来てくやしいし、と
自問自答しながら必死で登りました。



途中でフロムの村と港が一望できたときは、
登った甲斐があったかな~と、ちょっとだけ思いましたけどね。



そしてブリッケ滝に到着。
これが意外とたいしたことなくて…
ビミョー。。。

帰りは下りだから楽チンかと思うと、下りの方が滑りやすくて、
ここで足を滑らせて崖から落ちても誰にも気づいてもらえないだろうな~
なんてことを考えながら慎重に下山しました。

このコースは要注意ですよ~。
若者や、普段からトレッキングを趣味にしている人ならいいと思いますが、
そうでない人は、分岐点で引き返すのがオススメです。
私のように軽い気持ちで行くと後悔します

コメント
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