最後の一葉

あの壁、最後の一枚の蔦の葉を見て。ああジョンジー、あれがベーアマンさんの傑作なのよ。

ちょっと手直し2

2009年06月27日 22時03分16秒 | 油彩画(人物)
 この絵はまだ絵を習いに行く前の平成19年9月に描き始めたもので実質1号の絵で、モデルは家内です。家内は前の方が良かったと言いますが、断然良くなったと自分では思っています。
 写真では分からないけど、自画像もちょっと若返っていますが、家内のはもっと若返ってしまいました。(まるで、少女のイメージ)
 
 最近、絵とは何だろうと思う。100点満点の完璧な絵や写真のような絵を見てわぁーすごいとは思うけれども、何か苦労した後が残っていたり、失敗や描き直しの後がうっすら残っていたり、デッサンの後が残っていたりする絵の方が見て安心するというか、ムーブメントとか作者の訴えている意図がはっきり分かるような気がする。いずれにしても私などはもっともっとなのだが、絵の方向性という面では、ここ2年やってきて、どういう絵を目指すのかという意味で感じる所がある。
 (この家内の絵も完全に前の服の輪郭とか頭の輪郭とかあえて消さないでいる。要は何を伝えたいか、何を描きたいか、休日のほのぼのした雰囲気が表現できたらそれでいいのでは・・・結局のところ、絵は面白い!!)

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ちょっと手直し

2009年06月27日 19時39分48秒 | 油彩画(人物)
 ちょうど1年前に描いた自画像をちょっと手直し。前回同様に三原色で描いたが、肌色以外の色を多用してみました。それと面の捉え方を石膏デッサン的に捉えたつもり。狙いどおりの結果にはなっていないし、1年では中々上達はしないよね。人間の顔を人間の顔とは思わず、○△□の面の集合体と捉えて描くという理論は分かるが、実践するのは難しいですね。

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