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調整がほぼ終わり、(詳しくは数日前のブログ参照)最終形態が見えて来ました。
重量軽減を行っていましたが、あるラインを境にハイノートが伸びなくなるので、
重量軽減はストップしました。そしてBb管との持替えも許容範囲内になりました。
(いっそのことBb管もこれで吹いてやろうかと企んでいますが...)
また、リムは亀山さんに作って頂いた状態から、歯並びに合わせて削りましたが、
それに従って感覚的なリムの大きさが小さく感じるようになっていましたので、
リムバイトを少し落としました。(写真1)
上記工程を終了して、最終形態に達したのが写真2です。
なんだかアル・キャッスのマウスピースみたいですね!(笑
〔(笑マークをつけてますがこれを読んでいる人のうち何人がわかるやら...(泣〕
結果として、当初の形(写真3)と比較して、かなり重量を落とした形になりました。
当初亀山さんに依頼した時の重量増加20gは、トランペットに使っているマウスピースの
バックボア開始部分につけた錘の重さだったため、コルネットのマウスピースのカップの
周りにつける錘とはまた違った吹奏感になるようです。
(今回試奏しながら削ってみて、本当に実感しました。随分違うもんですね。)
いつもだったらここまでやって「ハイ!終了!」なのですが、今回に限っては亀山さんに
敬意を表して、削った部分をピカピカに磨こうかと考えております(笑
いつもはヤスリのあとが残ったままほったらかしなんですけどね!(ぉぃ
P.S.のちほど使った機材の写真をうpする予定です。
(10/1遅くなりましたがうpしました。)
いちおう、先に旋盤の紹介だけしておきます。
・プロクソンの小型木工旋盤
→この旋盤のよいところは、って書こうとしたら、
値段があがっとる...
あり?
これ1万円くらいで買ったんですが、2万円になってますねぇ。
値上がりしたんでしょうか。店頭価格が低いのかもしれません。
まぁ、なんにせよ、多分手に入る旋盤の中で一番安くて手に入りやすいんじゃ
ないでしょうか。
→この旋盤の欠点は、いわずもがな、
木工用。
なんですよね...(冷汗;
ですから、マウスピースの固定が難しく、私が現在用いている方法も
あまりよくありません。(間にゴムを挟んで固定している)
よって、センターが正確に出ません。かなり改善の余地アリです。
考えなくちゃ..._| ̄|○
だいたい木工用なのに金属加工に使っていいんでしょうか?
モーターの出力的に最初はかなり不安でした。
てゆうか!これほしー!!!
...これがあればセンター出るじゃん...
こんなオプション知らんかったよ......_| ̄|○
(10/1実はもう買ってしまいました...)
ちなみにもしやってみようという奇特な方がいらっしゃいましたら、
どうやって固定しているか詳細をお教え致します(笑
まぁ、木工旋盤クンには悪いですが、壊れるまでは使いますよ。(鬼
みなさんもこの機会にお求めになられてはいかがですか?
失敗してももちろん責任は持ちません(笑
それから、この旋盤にはいろいろオプションがつけられるのですが、
歯形にあわせてリムを削る際には、オプションのドリルチャックを
つけています。このドリルチャックに、各種回転系ヤスリを装着する
わけですね。いわゆる普通のヤスリを使っていたら日が暮れます(笑
なお、本当はこれが欲しいです...
(高いっちゅーねん...)
数原さんはハンドドリルのドリルビットの代わりにマッピを差し込んで球状のヤスリで削っているらしいよ。センターも何もあったもんじゃないと思うが・・・(苦笑)。
ちなみに、この記事を書いた後、さらにアルキャッスみたいな形態に変貌しました(笑
それはもう恐ろしくてここにはUPできないほどに...(怖
Bb管もEb管もこれでいくことになりそうです。
エリックモデルはやっぱ、強靭なアンブシュアが必要かも。