カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

糸魚川のフォッサマグナパーク

2023-05-14 18:00:00 | 機関車
日本列島を形成する上で、
 
大きな意味を持つ大断層、
 
「フォッサマグナ」。
 
その名称を初めて知ったのは、
 
小松左京の「日本沈没」。
 
フィクションではあったが、
 
あまりに衝撃的で、
 
脳裏に焼き付いていた。
 
 
 
大陸から分断された日本が、
 
フォッサマグナを境に
 
ポキッと2つに折れ、
 
折れたところ(溝=海峡)に土砂が堆積し、
 
やがて隆起して圧縮されて
 
3000m級の山が連なる北アルプスになった。
 
 
そんな壮大な地球の歴史を
 
目の当たりにできるのが、
 
フォッサマグナパークなのだ!
 
今回は、長年の夢が叶うとあって
 
もうテンションも爆上がり。
 
 
大糸線 根知駅で下車し、
 
快晴の朝、弾むように足取りも軽い。
 
 
駅から歩いて10分ほどで、
 
フォッサマグナパークに到着。
 
 
 
 
 
興味のない人には、
 
全く響かないだろう、この感動。
 
 
 
 
 
ただの断層露頭ではない、
 
世界ジオパークにも認定されるほど
 
価値のある場所なのだ。
 
 
 
左が西日本の乗っかっている
ユーラシアプレート
(大陸から分かれた古い岩石で灰色)
 
右が東日本の乗っかっている
北アメリカプレート
(海底で堆積した岩石で茶色)
 
その中央が断層破砕帯で、
左右から圧力がかかり、
ボロボロともろくなっている。
 
 
 
目の前を流れているのは
 
姫川の支流、根知川も断層で、
 
この川の手前と対岸で、
 
糸静線がずれているという。
 
 
いやぁ、地球の歴史を満喫できて
 
大満足!
 
 
 
フォッサマグナパークからの帰り道、
 
ちょうど南小谷行きの
 
普通列車が来る時間だったので、
 
遊歩道から1枚。
 
 
2023年5月5日
大糸線 頸城大野ー根知
426D
 
 
もうサイコーだぁ。


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