カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

京浜東北線と池袋

2018-08-24 17:00:00 | 機関車

タイトルを入力していたら


45年前の記憶が蘇ってきた。


個人的な思い出話なので気にしないでください。


ただせっかく思い出した記憶なので、


忘れないように残しておこうと


ブログに認めておきます。






私が初めて東京に来たのが


小学校1年生の夏休み。


練馬に住んでいた親戚を訪ねて


母親、妹、祖父とともに、


455系の急行「いわて」に乗って上京した。


(たぶん、いわてだったと思うが、

 

何時頃の列車だったかはわからない。


ただ栃木県の石橋駅を通過した時、


薄暗かったことだけははっきりと覚えている。)




行きも帰りも指定席だった。


ちなみに帰りは485系の特急やまびこだった。


帰りの指定席はダブルブッキングされていて、


同じ指定席番号の券を持ったおじさんと、


母親がやりとりをしていたのを覚えている。


ただおじさんも良い人だったので、


大きなトラブルにもならず、


福島まで我々に席を譲ってくれた。


そのおじさんは福島まで


デッキに立っていたような気がする。




初めての東京で、


初めての山手線、


初めての西武池袋線に乗った。


その時、山手線と並行して走る


「けいひんとうほくせん」という名前に興味を持った。


なぜなら、東北本線と京浜東北線は


何が違うのだろうか、ということだった。


走っている電車も全面水色だし。


東北本線が都会にくると


京浜東北線に変わるのだと思った。


さすがは東京だ、と思った。




東京の地名すらよく知らない子どもにとって、


駅名も斬新に感じた。


特に「いけぶくろ」。


親戚の家が練馬区氷川台にあったので、


西武池袋線を使ったのだが、


いけぶくろ、という未知なる響きに、


ものすごくロマンをかきたてられた。




今ではほぼ毎月、東京出張を繰り返し、


すっかり都会人気取りで、


やれアキバだの、ザギンだの、


あの頃の純粋さはどこへ…。


全くもって恥ずかしい限り。












2018年8月14日
京浜東北線 秋葉原駅








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