カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

ある晴れた日に

2017-03-11 08:00:00 | 機関車
今日は3月11日。


あの日から丸6年、


昨年暮れに常磐線の相馬以北が


再開通し、また一つ復興が進みました。




言わずと知れた新地駅。


津波によって駅舎が流失し、


停車していた普通電車を呑み込みました。


この付近では貨物を牽引していた


ED75の1039号機だけが津波に耐え、


線路上に取り残されました。



新しい常磐線は、旧線よりも


やや山側に付け替えられ


線路も高架橋となりました。












2017年2月26日
常磐線 新地駅





駅舎は新しくなりましたが、


駅の周辺には、復興工事関係者のアパートが


ポツンと建つだけで、


他には何もありません。


きれいに区画整備された土地が


分譲されていましたが、


まだ線路より海側は、


工事中のため立ち入ることはできません。












まだまだ閑散とした新地駅。


乗る人もないと思っていましたが、


日曜日のお昼、相馬市に向かう電車に、


一人の乗客が乗り込みました。













私にとっては、もう6年。


6年経ってようやくここまできました。


駅前や駅周辺は、


これから徐々に賑やかさを


取り戻していくのでしょう。




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