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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

Zガンダム第36話。

2006-05-07 22:15:29 | ガンダム
今回は[永遠のフォウ]のタイトル通り、
フォウとカミーユとの(永遠の)別れが描かれる回。

クワトロと共に地球に降りた
(と言うかヤザンによって強制的に落とされた)カミーユ。

降り立ったキリマンジャロの、ティターンズ基地にて
フォウ・ムラサメと再会するものの、
サイコガンダムのパイロットとして「強化」されてしまっている
彼女にはカミーユの姿は単なる「敵」としてしか認知されず…。

と言うのが前回の後半部分のストーリー。

そして今回。
フォウの事をあきらめきれない(?)カミーユは、
単身でティターンズ基地へと乗り込みます。

…て、これ。
よくよく考えてみると凄いよなぁ。
好きな女会いたさで敵の真っ只中へ、
何の武装もせずに乗り込んじゃうだなんて…。

まあカミーユ君の(度を超えた)女好きがなせる業なんだろうけど
でもこの行動力には素直に感心します。

一方、カミーユが基地に乗り込んだその時。
フォウはと言うと…



お風呂入ってました。

あからさまな視聴者サービスです。
ところでこれで、ライラさん・ファに続いて3人目ですね。
Zで入浴シーン見せる女の子って。

でも他の2人と違うのは、今回のフォウ。
ギリギリに見えそうで見えないというところ(笑)
やっぱりZの真ヒロインってコトで優遇されてるんですかねー。

で、入浴中にカミーユの気配を感じ取るフォウ。
そしてカミーユ会いたさで飛び出してきます。

この時のフォウとカミーユの再会シーン。
ベタだけどなんか好きです。
フォウが「バーン!!」とか言ってカミーユを撃つふりして、
ちょっとビックリさせて喜んでみたり。
無邪気で凄くかわいい。

と言うかこの回のフォウはとにかくかわいいです。



ハッキリ言って萌え。


今までそんなにフォウってキャラクターを
カワイイとは思わなかったんですけど、
今回は作画がいいのか何なのか、とにかくかわいい。

この後しばらくずっとカミーユといちゃいちゃしてるのだけど、
でもその時のフォウも凄くカワイイ。
カミーユに甘えるしぐさとか声だとかもうたまりません(おい)

でもなんか、カミーユ×フォウって、
なんか見てて微笑ましいって言うか何て言うか。
凄く可愛らしいカップルに見えます。
実は「自己チューのプッツン坊や×精神分裂症の危ない女のコ」
って言う痛いカップル以外の何者でも無いのにね。



でもストーリー後半。
フォウが強化人間特有の精神的変調をきたし、
更にそこへジェリドが絡んでくることで、
2人は破滅へと向かって行くことに。

と言うかね。
改めて録画したDVD観直してみて思ったけどね。


ホントジェリドうぜぇ。


ケガの療養に地球来てるんだったら、
大人しく病院で寝ていろと。
と言うかもうお前は一生寝ていろと。


戦いに意思を囚われてしまったフォウはサイコガンダムを呼び、
それを止めようとするカミーユはZに乗り、必死の説得を試みる。

物語の最終盤。
カミーユの説得の甲斐あって、再び心を開けかけるフォウ。
しかしそこへ、ジェリドの乗ったバイアランが、
Zを仕留めんと突撃をかける!!

それをいち早く察し、
Zをかばって盾になるサイコガンダム。

そして…カミーユの腕の中で息を引き取るフォウ。



凄く…凄く切ないシーンです。

前半のカミーユとの楽しげな描写があったからこそ、
余計に切なく思えます。
思えばZでは何人もの人物が散っていったけど、
でもその中でも最も切ない描かれ方だと思います。

でも、切ないのだけれど…それと同時にとても美しい。
そんなシーンにも思えます。
他のキャラと較べて、
やはり別格の扱いの描かれ方をされてるなぁ、と思ってもみたり。

まあ1stで言うところのララァ・スンのポジション、ですからね。



ところで今回、ジェリドがフォウを殺してしまったワケですが、
これでジェリドはカミーユの母・フォウの2人を手にかけ、
一方カミーユはカクリコン・ライラ・マウアーの3人を殺めている。

つまりお互いに肉親だとか親友だとか恋人だとか、
大事な人間を殺しあってるワケで、何とも不毛な関係だなぁと。
まあこの不毛な不条理さは、
Zと言う物語全般を通じてのテーマなんじゃないか、
とも最近は思えてきたり。

あと、フォウの声優さん。
演技上手いなぁと素直に感心しました。
カミーユに甘える時の、「普通の女のコ」のフォウ。
精神に不調をきたした「危うい」フォウ。
戦いに囚われた「マシーンの様な」フォウ。
その演じ分けが本当に上手いなぁと。
その全てが別人の様でいて、でもやっぱり、
フォウ・ムラサメと言う同じ「1人の人物」なのだと
きちんと納得させられるだけの演技力。



そりゃ、こんな上手い人が演ってたんなら、
勝手に声優変えたら問題にもなるわ。

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