クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

来春のダイヤ改正で「糸魚川快速」が廃止に

2016-12-16 22:00:16 | 新潟の鉄道

本日、JR各社は来春のダイヤ改正の概要を発表しました。ダイヤ改正日は2017年3月4日(土)ということで。



私個人的、いや全ての国鉄形ファンにとって今回のダイヤ改正の最大の目玉といえば、「糸魚川快速」の廃止でしょう。「北越」「くびき野」なき後、485系3000番代による快速列車が新潟~糸魚川間を走り続けてました。485系の老朽化に伴い、2017年3月3日の運転を最後に「糸魚川快速」が廃止となり、長岡~直江津間での土休日運転のE129系A編成の快速に生まれ変わります。最近では、R26編成が1月以上連続して充当されていることから、もうそろそろかなと思ってましたが。これにより、485系はジョイフルトレインだけとなります。



一方、E129系はB編成が25本出揃うことから、新潟地区の普通列車の8割がE129系となります。JR東日本の他支社管内では、烏山線がACCUM(EV-E301系)に統一されたり、男鹿線でACCUM(EV-E801系)の運転が始まったり、平日の高崎線の特急が全て「スワローあかぎ」になったりしています。また、磐越西線の郡山~喜久田間に「郡山富田駅」が4月1日に開業する一方、赤岩駅が通年休止駅となります。



JR西日本では、新快速が全て12両編成になったり、「サンダーバード」の朝4本と夜4本が新たに高槻駅に停車したりします。可部線の復活延伸区間や山陽本線の新駅については既述の通りということで。



東海道・山陽新幹線では、N700Aが136本にまで出揃うことから、全ての「ひかり」「のぞみ」がN700Aとなります(臨時についてはその限りではない)。700系は「こだま」の一部のみに縮小されます。


JR九州では、肥薩線の熊本~人吉間に特急「かわせみ やませみ」が3往復運転されます。また、若松線(折尾~若松)は全て「DENCHA」となります。



今回、最も大きく変わるのは北海道の特急網でしょう。「オホーツク」4往復については、札幌~網走の「オホーツク」2往復及び旭川~網走の「大雪」2往復に再編されます。また、宗谷本線関連については、札幌~稚内間の「宗谷」1往復と旭川~稚内間の「サロベツ」2往復に再編され、車両は全てキハ261系となります。



電車特急についても再編されます。「スーパー白鳥」からの転用組が運用に入ることから、札幌~旭川間は、789系0番代が「ライラック」(1、6号車に沿線ゆかりのラッピングが施される)、789系1000番代が「カムイ」となります。785系については「すずらん」の一部に縮小されます。



キハ183系の淘汰が進んでおり、キハ261系の勢力が増しつつあります。「北斗」のうち1往復をキハ261系にして「スーパー北斗」と化します。



「利用僅少駅」の廃止も引き続き実施されます。千歳線では美々駅が、根室本線では島ノ下駅、稲士別駅、上厚内駅が、釧網本線では五十石駅が、函館本線では東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅が廃止されます。



以上が来春のダイヤ改正でした。何といっても、今回のダイ改の最大の目玉は北海道でしょう。島田社長が進めている大リストラ計画はまだ途上といったところでしょう。再来年のダイヤ改正では何が起こるのやら。上越新幹線で大再編があるかもしれません。


<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。> 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 留萌本線全駅下車の旅(その8) | トップ | 留萌本線全駅下車の旅(その9) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新潟の鉄道」カテゴリの最新記事