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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その13)

2011-07-09 14:14:58 | 鹿児島本線

富合駅から戻り、片道乗車券の旅を再開。1680円の自由席特急券を購入し、13時49分発の「さくら415号」(800系U007編成)に乗車しました。新線区間をひたすら南下して新八代駅に到達したところで、JR全線完乗のタイトルを奪還しました。九州新幹線開業ラベルのキリンラガービールで打ち上げ。車窓からは新八代駅の渡り線が未だに存在してましたが、線路に近付いたところで断ち切られていました。新八代駅11番乗り場は線路が剥ぎ取られていました。新八代駅については2回下車しているので、今回はパス。新八代駅を発車してすぐ眺めた肥薩線の線路と球磨川に懐かしさを覚えました。



JR全線完乗の余韻に浸る間もなく、14時16分に新水俣駅に到着。部分開業時には当駅始発もあったことから2面3線の構内です。


階段からコンコースに下りるとトイレがあるのは新玉名駅などと同じ。しかし、この駅にはモニュメントの類はありません。



改札を出ました。左側はみどりの窓口で、営業時間は6:10~23:40です。右側の部屋は待合室で、中にはKIOSKがあります。



その手前には待合スペースがあり、地元の保育園児の絵画や水俣工業高校の作品が展示されていました。



それでは駅舎撮影。まるで客船の胴部ような出で立ちです。「水俣の美しい海をイメージし、全体が重なる波のような印象の駅」をコンセプトに、風を感じ、光を感じ、明るく開放的な空間を目指しています。角度の異なるいくつもの面が集合したデザインとし、季節や時間に伴い変化するファザードを表現しています。



駅前ロータリーには「新水俣門」というモニュメントがあります。渡辺誠氏のアートで、九州新幹線部分開業の際に設置されたそうです。尚、駅前は国道3号が通っています。


駅舎に隣接する観光案内所でしばし休憩。水俣観光情報誌である「みなまたWalk」を持ち帰りましたが、江口寿史氏のアニメに見とれてしまいます。湯の鶴温泉や水俣チャンポン(B級グルメ)が紹介されていましたが、水俣を訪問すること自体大変です。尚、観光案内所の営業時間は9:00~18:00です。



東口に出ました。肥薩おれんじ鉄道の駅が隣接しています。交換可能駅ですが、ホームのみの無人駅です。九州新幹線開業の副産物である3セクですが、合理化振りが徹底しています。



駅前は県営住宅になっています。それにしても、山深いです。雨が降り続いているので、これ以上回れません。


新水俣駅のスタンプは、新玉名駅と共通仕様である「九州新幹線から始まる大冒険 ワンピース&トリコを探せ!!」となっていました。熊本県はワンピースのゆかりの地なのでしょう。


次の駅に進むべく特急券を購入しましたが、自由席で1200円でした。ただ山を越えるだけですが、熊本以北と料金体系が異なるのは何とも不条理です。新水俣駅は全体的に寂しい駅でした。


つづく



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