クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

羽越本線(その6-1)~羽越線最大(?)の秘境駅へ~

2007-06-20 18:41:10 | 羽越本線

 2006年夏用「青春18」を使い切った後、羽越線内の未訪問駅は、本楯、南鳥海、遊佐、吹浦、女鹿、小砂川、上浜、仁賀保、西目の9駅となっていた。しかし、これらを含む区間は、羽越線内で最も本数が少ない区間であり、しかも女鹿駅は極めて利便性が悪い。これらの9駅を一気に訪問できるプランを作成したことあるが、実行できるのは夏季に限られ、しかも特急を利用できないと厳しいものになっていた。チャンスは2007年夏季までないと思われた。
 しかし、山田線の浅岸駅を日中に訪問しようと思い、9月16~18日用の3連休パスを買ったことで一気にチャンスは広まった。実行したのは2006年9月17日(日)であった。
 前日(2006年9月16日)は、MLえちごで新宿まで出て、中央線201系を経て、41Bで一ノ関へ。その後、東北線内8駅(山ノ目、前沢、陸中折居、水沢、金ヶ崎、六原、北上)を訪問した。そのさなか、東北新幹線が停電事故のため大きく乱れた。最後の訪問駅・北上から在来線で盛岡に出て、じゃじゃ麺を食し、夕方の列車で浅岸駅を訪問。盛岡に戻った後は、とりあえずやってきた「こまち21号」(100分遅れ)で秋田に出て、東口の東横インに1泊した。

 2日目は羽越線全駅下車達成の日となった。天候はで、台風の影が忍び寄っていた。チェックアウト後、付近のローソンで昼食などを調達。秋田駅に入り、「日本海3号」を撮影し、「いなほ8号」(R21)に乗り込む。海側の座席を確保し、象潟まで進む。
 象潟駅は、2002年9月に訪問したときとは変化無し。ダイヤの関係上、ここから上浜駅まで5km余りの駅間徒歩を敢行する。近くの郵便局で金を下ろし、ひたすらR7を南下する。奈曽川を渡ったあたりが中間地点で、上浜駅まで1時間かかった。

 

 上浜駅はS34築の木造駅舎で、まるで時間が止まったかの様な駅であった。

 時間が止まったかのような改札口

一休みした後、534M(N12)で吹浦へ南下する。

 T6築の木造駅舎

 吹浦到着後、またしても駅間徒歩が待っていた。次なる目的地は羽越線最大(?)の秘境駅である。

 十六羅漢岩を経由。歩いていて気持ちいい。

 バイパスを経由したほうが早かったかもしれないが、とにもかくにも約1時間で女鹿駅に到着。

 塗りつぶされた3文字は、おそらく「信」「号」「所」だったものと思われる。

 上りが午前2本、下りが午後4本!

 女鹿駅は京ヶ瀬以上にやばいコンクリート駅舎であり、しかも黴臭い。㈱新潟鉄道整備・酒田営業所が特別清掃をすることは、まず無いだろう。とにかく、この駅は第1級の秘境駅であり、お決まりのように駅が備え付けてあった。
 時間になったのでホームに出てみる。森に囲まれてはいるが、背後にはバイパスが通じていて、車の音が五月蝿く、秘境駅の雰囲気が台無しだ。前日に訪問した浅岸駅のほうがレベルがずっと上である。浅岸駅は無人地帯で、車もいなかった。
 午後の始発列車である543M(N12)に乗車し、小砂川駅に向かったのである。


つづく


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 羽越本線(その5-2)~桂... | トップ | 羽越本線(その6-2)~遂... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

羽越本線」カテゴリの最新記事