北陸新幹線の開業まで2か月を切り、新潟駅新幹線コンコースなどで北陸新幹線のTVCMが流れるようになりました。また、新津駅などで「しらゆきWきっぷ」の発売開始などトクトクきっぷのリニューアルもアナウンスされ、早くも北陸新幹線開業後の新体制が組まれたかのようです。
さて、今回取り上げるのは糸魚川駅です。「はくたか」しか停車しませんが、平成23年11月に北口が橋上化されるなど近代的な駅に生まれ変わりました。えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの拠点駅ともなっており、昨年末に専用の気動車が公開されたのが記憶に新しいところです。それでは、周辺を含めて見てみましょう。
取材したのは、2014年11月1日(土)。北陸新幹線開業まであと133日で、W7系が大々的に宣伝されていました。
糸魚川駅へは556Mでアプローチ。2面4線+側線2本の構内で、大糸線のキハ120系は4番乗り場から発車します。
富山方に進むと、ラッセル車がこっそり留置されていました。
階段を上がり改札を出ました。黒を主体とした内装です。右手には「みどりの窓口」がありますが、北陸新幹線開業後はえちごトキめき鉄道の窓口となってしまうのでしょうか。尚、改札内のトイレは1番乗り場の直江津方にあります。
通路を挟んで向かいには列車とバスの発車時刻表が。橋上化に伴って随分と近代的になりました。
北方向に進むと、ヒスイ王国館への通路とエレベーターが。
階段を下って北口(日本海口)に出ました。「和」のテイストを醸し出したつくりです。建設費を抑えるため、右手の駅事務室などの部分は旧駅舎のものを利用しています。階下にトイレがあります。
待合室とCHAOは1階の目立たない所にちょこんとありました。
右手にあるヒスイ王国館。何年も御無沙汰している間にすっかりリニューアルされてました。日野のポンチョが止まっていますが、橋上駅舎化に伴ってアーケードも取り付けられました。
で、ヒスイ王国館の入口には相馬御風の歌碑がありました。
駅前から日本海に向かって。魚民などいくつか飲食店がありますが、北陸新幹線開業に向けて工事の真っ最中でした。
南口に移動します。北陸新幹線の改札になるであろう部分にはプラカードなどが置かれていました。
南口(アルプス口)に出ました。3階建てであり、W7系をイメージした外装で、「X」が何本か配されています。こちらにも階下にトイレがあります。
富山方の一角では、北陸新幹線建設に伴い解体された赤レンガ車庫の復元工事が行われていました。
駅前の様子。蓮華岳など北アルプスの山々を望む閑静な住宅地です。ここもまた、北陸新幹線の開業に向けて道路工事が急ピッチで進んでました。
最後に、アルプス口の階段とエスカレーター。最近流行りの波打つ手すりです。
北陸新幹線開業直前の糸魚川駅のレポートは以上です。在来線側が橋上駅舎で新幹線側が高架駅というのは、最近見た例では新倉敷駅がこれに相当します。ヒスイ王国館もリニューアルされており、北陸新幹線開業に向けての「やる気」も感じることが出来ました。ナルスも22時までやっており、何かと使える駅です。
さて、拙ブログで取り上げていない北陸新幹線新規開業区間の駅は、黒部宇奈月温泉、富山、新高岡、金沢となりました。北陸新幹線が開通してから「はくたか」で訪問しようかな。
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