菅総理は今日、今月末をもって緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置を解除することを決定します。これは、同内閣にとって最後の大仕事となります。
それはさておき。信越線では新潟駅とともに改築工事が進められようとしている駅があります。それは見附駅です。見附駅は文字通り見附駅の中心駅で、「しらゆき」も停車します。昭和33年12月築の細長い駅舎となっており、「みどりの窓口」も存在します。また、少し前までは2面3線の構内でしたが、現在は副本線が埋められてエレベーターなどが設置されています。
今年に入り、見附駅周辺整備事業が示されており、この見附駅も橋上駅舎化されることになりました。訪問日は2021年9月13日(月)です。
見附駅に降り立って駅前に出ると、「❲人❳と❲交通❳の結節点 スマートウェルネスみつけ駅」の掲示が見附駅周辺の交通事情を大きく変えるものです。
駅の部分を拡大。令和6年以降に橋上駅舎となるそうです。従来の駅舎の左手につくられます。
駅舎の左手には駐輪場が。令和4年までに建て替えられて、自転車置き場+交流センターになるのです
自転車置き場の手前には味のある日通の倉庫がこれはそのままです。
自転車置き場の長岡方には何やら大掛かりな工事がP&R駐車場と雨水貯水槽になるのです。
道路の向かいでも何やら工事がペデストリアンデッキの工事です。
駅舎の新潟方でも工事が今回の橋上駅舎化とは何も関係なさそうです。
東口の駅前の様子。駅前には藤三旅館があり、向かいには見附駅前郵便局があり、はす向かいにはよつば塾があります。令和5年までに東口駅前広場が整備され、車はぐるんと廻る構造になります。
駅舎の右手には地下道が。橋上駅舎化後、これも廃止されることになるでしょう。
この地下道をくぐると、自転車置き場とロータリーに出ます。みつけイングリッシュガーデンへはここからアプローチします。橋上駅舎化されると、この駐輪場から入口までは少しあるくことになります。
では、これまでの駅舎を見てみましょう。一見する限り国鉄後期型の駅舎ですが、よく見ると三角屋根になっています。トイレは新潟方に。
では駅舎の中へ。「みどりの窓口」は自動券売機と指定席券売機の右手にあり、営業時間は7:00~19:00です。
自動改札は3台。この日はメンテナンス作業が行われていましたが。
その右手には待合室が。20人分座れるようになっており、パンフ類も備え付けられています。
しばらくすると、コミュニティーバス車庫ゆきのA系統のバスがやってきました
その数十分後、パティオにいがたゆきのB系統のバスもやってきました尚、このバスロータリーにはみつけイングリッシュガーデンゆきのシャトルバスもやってきます。
で、待合室にはMaxラストランの掲示がでかでかと出されてました
見附駅の「いま」は以上です。通常の駅周辺整備事業は駅舎の改築が先で駅前広場の整備が後ですが、見附駅のケースでは逆になっています。このケースでは、駅舎の改築というよりまちづくりがメインになっているのではないかと考えられます。
話が変わりますが、JR東日本は昨日、11月8日より一部の「はやぶさ」「こまち」を運休にすると発表しました。その中で特筆されるのが「はやぶさ15号」であり、E6系のみで運転されるとみられます。これは、「こまち6号」が単独で運転される関係です。この度のコロナ禍で大きな打撃を受け、東北の紅葉の時期が終わり頃を迎えるのを見越してではないでしょうか。
次は、Maxについてお伝えします。