5月といえば一年のうちで最も気候が安定してそうですが、今年は異常気象を絵に描いたように気候が不安定です。3日には日本各地が大荒れとなり、帰省や旅行などの足が大きく乱れました。連休明けの7日には、首都圏などで梅雨の末期ような現象が発生しています。かと思えば、一昨日の福岡市で32℃になるような猛暑も発生しています。
さて、今回お伝えする5月の乗り継ぎ旅は「DENCHAに乗ってきた」です。5月19日の夜に出発し、「京都市内→筑前山家」の片道乗車券などを駆使しつつ筑豊本線、後藤寺線の駅を巡り、21日のJH505便で新潟に帰ったものです。この回は天候が安定していて何よりでした。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2017年5月19日(金)。自転車で新津駅に行き、信越線461M(E129系B14編成+A10編成)で新潟駅へ。
その後、21時ちょうど発のウィーラートラベルS3620便(和泉200か13-44)で一夜を過ごします。栄PAで外に出て、尼御前SAで目が覚め、草津PAで撮影しました。
6時17分に京都ノートルホテル前に到着。待合室で朝食をとり、56分発の「のぞみ95号」(N700系X71編成)で九州へ。
進行方向左側に陣取って。新大阪からは宝塚歌劇団の福岡公演を見に行くという眼鏡女性と相席に。
9時24分に小倉駅に到着。能古島甘夏チューハイを購入し、41分発の鹿児島本線4233M(811系P1504編成+P10編成)で一杯やります。
10時1分に折尾駅に到着。来年度の高架化を控えて仮駅舎になってました!
ここでSuicaに切り替え、16分発の6644M(BEC819系Z003編成)に乗り継ぎます。
車内に入る前にロゴを。蓄電池式電車であることを如実に示しています。
では車内へ。ロングシートとなってますが、水戸岡デザインで背もたれには木材が使用されています。
二島駅に着くまでの間、筑豊本線の概要を紹介します。筑豊本線は、若松と原田を結ぶ、駅数24、全長66.1kmの路線です。かつては筑豊炭田で産出された石炭を運び、ニッポンの戦後復興などを支えたことから広い構内の遺構を残しているのが特徴的です。しかし、現在の筑豊本線は大きく3つに分かれています。まず、「若松線」といわれる若松~折尾間ですが、2016年10月19日よりBEC819系が導入され、翌3月のダイヤ改正で「DENCHA」に統一されています。折尾~桂川間は「福北ゆたか線」の一部であり、813系や817系が主力を担っている一方、出入区等の関係で折尾~直方間では「DENCHA」も入線します。一方、メインルートから外れてしまった、桂川~原田間の「原田線」は、キハ140系などの単行が行き交うだけのローカル線になっています。
10時22分に二島駅に到着。対面式ホーム2面2線+中線1本の構内です。
では駅舎の中へ。ラッチ跡が残されています。待合スペースの折尾方にはトイレ。
ラッチ跡の左手には自動改札機が2台。無人化されて窓口が閉鎖され、自動券売機に置き換えられています。
それでは駅舎撮影。昭和34年5月28日築の、国鉄後期型駅舎です。
ロータリーをふと見ると、北九州市営バスの日デのバスが止まっていました
国道199号に面して「からあげ処にんにく亭」が。誠に単細胞なことに、開店してたので昼食用の唐揚げ弁当を購入しちゃいました。
見取り図を描いていると、キラヴァンツ北九州のラッピングバスがやってきました
話が変わりますが、JR東日本長野支社は昨日、来る7月1日より「あずさ」3往復及び「かいじ」9往復にE353系を投入することを明らかにしました。余剰となったE257系は「踊り子」などに転用されるそうです。明日、夏の臨時列車が発表される見込みですが、185系の淘汰が進むことから「ムーンライトながら」への影響は避けられません。
次は、「ブログ開設4000日」をお伝えします。
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