予土線駅巡りの途中ですが、データーが集まりましたので「C61ばんえつ物語号」を公開します。
現在、C57 180が検査中ということで、通常は高崎に配置されており、主に「SLみなかみ号」の牽引機として活躍しているC61 20が今月だけ「ばんえつ物語」の牽引機として活躍しています。C61 20は伊勢崎市の華蔵寺公園に保存されていたSLということで、いわゆるレンタルです。
それでは、「C61ばんえつ物語」の模様を見てみましょう。
2015年4月29日。新津駅に行ってみると、C61 20が「ばんえつ物語」用客車を牽引して待機していました。「試運転」ということで、純粋無垢な姿です何度も高崎支社管内に行ってはいるものの、1度も会ったことはなく、C57 180とは一味も二味も違った姿に衝撃を受けました。
2015年5月3日。8時25分過ぎに新津駅にショウアップすると、新潟駅への回送が正に発車するところでした。エスコートしたのはEF81 134。
8時31分に新潟駅に向けて回送されました。例によって、微妙に煙を出しながら。
新潟駅に到着すると、すぐさま撮影タイム。間もなくして、トラロープが張られました。
行先表示。「C61 ばんえつ物語」と特別なものが用意されました。
折角なので、一瞬の並びを撮影。9時14分頃、白新線631Mが発車し、E129系A9編成との並びが実現しました。
9時23分頃、回送の115系L8編成との並びが実現。それにしても、C61 20は前照灯が2つ並んでますね。
9時30分頃、「C61ばんえつ物語号」は新潟駅を発車しました。一瞬だけE653系H201編成との並びが実現しました。
後続の列車で新津駅へ先回り。「C61ばんえつ物語」は10時5分に会津若松に向けて発車しました。C57 180にはない独特のホイッスルを残して。
2015年5月16日。7時51分頃に、C61 20が新津駅の側線にショウアップ
ブレーキシューを出しながら入換していきます。
入換を終えて8時頃、C61 20は「ばんえつ物語」用客車に連結されました
連結が完了し、8時24分頃まで編成美を見せてくれます。当然、機関車の前は人だかり。
この日、新潟駅までエスコートしたのはEF81 140でした。
8時57分頃、その「C61ばんえつ物語」の回送は新潟駅3番線に到着。一旦停止位置を調整した後、ドアオープン。
改めてドア脇のサボ。黒茶系のイメージに仕上がっています。このSL列車は全車指定席です。
今回は亀田駅で狙うことに。9時38分頃に煙を出しながら通過していきました。
「C61ばんえつ物語」は以上です。新津駅での入換から出発まで2回に分けて取材しましたが、C61 20はC57 180やD51 498とは異なる独特のフォルムがあり、何か人を引き付ける物があります。C61 20は普段、上越線(高崎~水上)や信越線(高崎~横川)で週末を中心に走行するので、費用をかけずに取材できるまたとないチャンスでした。
で、本来の牽引機であるC57 180は7月中旬頃に帰ってくるので、6月からは「DLばんえつ物語号」が走り、通常の「SLばんえつ物語号」は7月18日から走ります。走り始めたら、改めてレポートしたいと思います。
<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>