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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

東日本パスの旅 2011(その5)~新花巻駅~

2011-09-07 00:04:27 | 東北本線&烏山線

先日は失礼しました。東日本パスの旅の続きです。


前回はこちら



「やまびこ274号」は、12時9分に新花巻駅に到着。対面式ホーム2面2線で、退避できません。



改札を抜けました。改札に向かって左側が「みどりの窓口」で、営業時間は6:50~23:20です。その手前には土産物屋が左右に並んでいます(左側が物産館、右側が「ぐるっと遊」)。釜石線の乗り換え客もここを通るのか、いつも混雑しています。



入口に出ると、七夕飾りに囲まれていました。これは2011年7月16日の旅行記です。待合室の東口側には、トイレと蕎麦屋が向かい合っています。



2度目の歯磨きを終え、東口に出ました。銀河鉄道の列車を模したとされていますが、私にはそう見えません。尚、駅前にはP&Rが形成されており、レンタカー扱所もあります。



折角なので、地下道を通って釜石線のホームへ。片面ホーム1面のみの構内で、駅員は居りません。新花巻駅のエスペラント名は「ステラーロ」です。



ホームからの景色。宮沢賢治の「イーハトーヴ」を思わせるような長閑な田園風景が広がっていました。



在来線から戻り、西口に出ました。東口とは左右対称です。こちらには送迎用駐車場があります。



駅舎前にあるモニュメントは「愛の泉」。これも宮沢賢治に関係あるのかな。



駅前広場のはずれには「セロ弾きのゴーシュ」がありました。宮沢賢治の世界です。音は鳴りません!



駅前の様子。わんこそばを食べさせてくれる食堂が併設する土産物屋がありました。



折角なので、待合室兼観光センターへ。花巻踊りの神輿や周辺地域の名産品が展示されていました。東日本大震災の大津波で甚大な被害を蒙った大槌町の特産品には心を痛めました。



最後に、西口にある「新花巻駅設置ものがたり」。新花巻駅は、もともとは設置されない予定でした。そこで、地元住民や政治家が設置運動を起し、当時の岩手県知事の中村氏の英断で県が総費用の3分の1である41億8000万円負担し、花巻市民や同商工会が11億8500万円を寄付し、昭和60年2月の開業にこぎつけました。更に、当時の花巻市長が17億円の投資で周辺整備を行い、全国初の全額地元負担による「おらが駅」となりました。地元有力者の働きかけで設置された新幹線駅って結構多いものです。


ホームに上がると余りの暑さに汗だくに。13時9分発の「やまびこ276号」(E2系J52編成)に乗車しました。


つづく


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