京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

今日も軽快なり IXY910IS

2007年10月15日 15時33分49秒 | Canon IXY 910IS
全く、キヤノンというメーカーには、いくらお布施を納めたのかわからないぞなもし。まともに計算するのがこわい。

それはともかく、IXYシリーズは第一世代から購入して使っている。今回のIXY910ISは、初代IXY、IXY700に次ぐ3台目のIXYだ。

初代IXYは今の基準からすると厚ぼったくて重いカメラだけれども、当時は画期的にコンパクトでスタイリッシュなものだった。当時、毎日持ち歩いてたくさん撮った200万画素のファイルをみると、解像度やカラーバランスは、ずいぶんひどいものだよ。ここ数年のデジカメの進化を目のあたりにするようだ。

私にとっては2台目のIXYであるIXY700になると、画質面での不満はほとんど無くなる。普通に撮影して、普通に鑑賞するには十分なものだ。高層ビルから町並みを見下ろして撮った写真では、解像感のすばらしさに唸ったことがある。ちょうど、絶不調のGR-Dに悩んでいた時期であり、なおさらすばらしいものに思えたのである。

そのIXY700君は現在、知人が愛用しているはずだ。

IXY910はIXY700に比べると、画質が目覚ましくよくなった訳ではないのだが、全体的な使いやすさが向上している。何より、きびきびした動きが心地よい。

新幹線の中で撮りたくなるこういう写真。

ちょっと気恥ずかしいので、さっと行いたいのだが、例えばGR-Dでは、動きがもっさりしているし、28ミリの画角は水平に気をつけないと、遠近感が不要に強調されたものとなる。また、単焦点だと、画面いっぱいにブツが入るようにカメラ位置を変えたりするのも時間を要す。

それに比べてIXY910ISのなんと軽快なことか。スイッチを押してすぐに撮影モード。窮屈な座席ではズームがありがたい。フォーカスも素早くあってくれる。GR-Dって遅いんだよな~。GR-Dではフォーカス固定するモードがあり、そのように設定すると素早く撮影できるけれども、IXY910ISでは、普通にフォーカスを合わせても、GR-Dのフォーカス固定モードぐらいに、きびきびと合焦するのだ。

素晴らしい。

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