京都の生活でカメラとレンズをレビューする

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カッチリとした良いカメラ Canon Powershot G7

2007年07月23日 17時27分25秒 | Canon Powershot G7
愛着はわくけど、なんだか不具合が多くて、イマイチなGR-Dに比べると、キヤノンPowershot G7というのはチャンとした工業製品という感じがあります。

メインスイッチを押して起動したときも、GR-Dはジジィィという苦しそうな音がして、そのうち壊れるんちゃうか?と思わせるものがあります(そのうちどころが、買ったその日から不具合続きで、結局、すべての問題が解消するまで1年近くを要したのですがね)。これに対して、G7のほうは、スッと起動します。液晶モニターもきれいです。GR-Dの液晶モニターは、これまた、地味~な、くすんだ発色なんですよ。

肝心の画像ですが、GR-Dのまじめな感じはするけれども、ノイズが多くて、「でもまあ普通のサイズに印刷するときや、ブログに使う分にはそんなに問題ないよ、だから、重箱の隅をつつくような小さな事をつべこべいって、けなすのは止そう、まあ、これでもいいではないか」という、なんだか後ろ向きな合格点の画質に比べると、G7の方は、文句なしに美しい。人工的だとか、塗り絵みたいという人もいますが、私はG7のクリアな絵が断然好きですね。

これは、G7を購入した夜に撮ったものですが(リボン上の取り残したシールは目をつぶって下さい)、パソコンモニターで見て、発色の美しさとノイズの少なさに感嘆したものであります。光条件もけっこう難しくて、オリンパスE-510では、マニュアルでホワイトバランスをとりたくなるような場所なのですが、G7では、オートホワイトバランスでも、実物よりもほんのちょっとだけ美しいという絶妙のバランスで撮れています。

素晴らしいです。しかし、それでは、このG7、いつも持ち歩いているかというとそうでもないのだよなあ。圧倒的にGR-Dの方をよく使うのであります。

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