今日の産経新聞第三面、【日教組教研集会トンデモ報告続々】。【先生の思想を“教育”】。【「桃太郎の鬼の立場で」/自衛隊貢献評価ぼやき】。日本の学校の先生は、本当に新聞で書かれている様なこんな酷い状態なのでしょうか。一寸大袈裟に書かれているのでしょうか。
新聞記事によると、卒業式で「仰げば尊し」を歌わせないよう根回しし、今はやりの若者に迎合した甘ったるい、フォークソング調の歌でも唄う、カラオケ感覚の先生の趣味の問題になって来たのでしょうか。
平和教育では「桃太郎の鬼の立場に立って見よう」と幼い子供達に問いかけ、多分鬼にも権利があると教えているのでしょうか。パロディーなら「昔おとぎ話」を書いた太宰治や、芥川竜之介、星新一氏などがあり創作的な独創的な考えを養うかもしれません、これをイデオロギーの世界に持ち込んではいけないと思います。
24日、何処で開かれていたか新聞には載っていません。探せば分かる事ですが、そんな事は如何でも好いです。プロパガンダ屋と化した組合員の一部のはねっかえりの集団の会合です。それが昨日終わりその会合の酷い内容の一部が新聞に載っているのです。
「北方領土はどこの国の領土か分からなくなった」と子供に問いかけた教師の報告もあったそうです。日本の敗戦占領史観によって、すっかり弱気になった今迄の政治家の付けが、ますますこんな先生達をつけ上がらせています。
「『君が代』。『仰げば尊し』の強制は子供達のためになっているのか」と強調する先生達も居るそうです。明らかに先生達の思想を押しつけるだけで日本の為になるか、ならないか等、思いもよらないのでしょう。
日本の“非”だけを強調する歴史の授業。国際情勢を無視した、単純に「戦争は怖い」「軍事力は悪い」というイメージで統一し、強調する「平和教育」。今のマスメディアも責任が多いに有りますが、公教育には実に相応しくない、日本教育の現状です。
佐賀市の小学校ではこのような「平和教育」を行った結果、将来の夢が「自衛隊に入り日本を守る」だった子供が、授業後、「自衛隊を含め一切の武力を放棄すべきだ」と考えを変えた子供がいると、たぶんその担当の教師は鼻たかだかに成果を報告したと思います。
ただ、沖縄県の中学校では、自衛隊の国際貢献を否定的に考えさせようとしたところ、子供から「他国の人を助けている」などの、プラスの評価が相次いだというケースもあったと、多分、先生達には不本意な結果も出ていると書いてあります。担当の教師は報告で「教科書や資料が政府の考えばかり。反論できる資料を持ち込まないと・・」とぼやいたそうですが、その政府は今、民主党なのですよ。それより左を望んでいるのでしょうか。
高崎経済大学の八木秀次教授は、「公教育を教員の私的な、思想表現の場にしている。こうした日教組組合員の行為は以前から行われてきたが、支援してきた民主党が政権についたことで、勢いを増しているのではないか」と話しています。
それにしても、日教組の上層部は、小沢一郎氏とくっ付くなど、政治的には強かです。イデオロギーも疎かには出来ませんが、何よりも権力を握ってしまおうと言う今の時代の風潮が、どの党にも現れています。今のチャイナは、都合がいいから共産党を名乗っていますが。思想的には独善的でおよそかけ離れた「、似ても似つかないものになっています。
日本の政権担当内閣の首相の就任後初の施政方針演説が行われましたが一面トップの見出しが何とも期待できないタイトルでした。【反省ない首相 また大風呂敷】。全くこの繰り返しです。【反省ない首相 また大風呂敷】。バラマキ政策でコロコロ変わり。在任中に日本が可笑しくなって仕舞いそうです。
野党の自民党が今度は本気だとばかり、意気込んでいますが、役者が一寸たりない気がします。谷垣禎一総裁とか石原伸晃幹事長では、中々勝てないでしょう。かといって他に誰がいるでしょう。阿倍晋三氏のカムバックを待ちわびています。