歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

社会主義社会の幻想。

2011-01-05 14:52:23 | 国際・政治
 今日の新聞の一面トップ見出しは【途上国支援6倍180件に】。【温室効果ガス削減 事業を拡大】。【「ポスト京都」日本支持狙う】。何かとってもいい事をやるような気がします。途上国はどこでも援助は貰いたいのが普通です。
 国民の味方、あるいわ人民の味方と称して様々な理論を構築し、特に若者たちをひきつけるコミニズムの、何とまばゆいような魅力的世界の幻想でしょう。今日に至るまで様々な国がこの制度を民主主義の最高の制度として取り入れました。
 そして一応チャイナをはじめ北朝鮮、キューバ、そしてアフリカ大陸には幾つかのコミニズムを基調とする国があります。最大の特徴は独裁国家。あるいわ、一党独裁の国だと云う事です。
 そして第二は、人間を大事にしない国家だと云う事です。独裁者のための人民であり、党独裁のための人民です。これ等に逆らうものは、犯罪者として裁かれます。人の権利が著しく狭められ、自由が剥奪されます。利益を受けるのは独裁者につながる親族縁者と太鼓持ちです。
 一党独裁になります、考えて見れば新しくも人道的でも無く、権力を握ったら離さないと云う、昔の戦国時代を勝ち残った征服者みたいなものです。握ったら離しません。離してしまったら自らの命だけでなく関係者も処刑されます。そして勝ち残ったものが権力を握り、同じようなことを繰り返します。
 社会主義者の特徴はばら撒くことです。何よりも人気を得たいがために貧しい国は貧しいなりに、富める国(ほとんどあり得ませんが)は富める国なりに、いい顔をしたがります。
 今でもチャイナはアフリカの資源国に影響を強めるため、積極的に援助をしています。自らの貧しい人民などはほったらかして、当の関係者だけが、富を独占し、弱腰の日本を恫喝して、捏造歴史を振りかざし、日本からは、まだ発展途上国と称し援助金を捲き上げています。
 チャイナの援助金は資源と結びついて、人民の犠牲の上の産物です。チャイナは自国に農民層と言う植民地を持っているような国です。安い賃金のもとは農民層がいつまでも貧しく、労働を供給するため、一部の党幹部を中心に富裕層が現れました。
 今世界で買いまくっている、富裕層は党貴族です。15億人以上に人口のうち、1割と言え一億人以上です。日本の最高にバブルの時代でも、世界で買いまくったのは2~三千万いたでしょうか。そんなにはいなかったでしょう。
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 今の日本の政府、社会主義者が増えてきたのでしょうか。あらゆる所でバランスが欠けた状況になりつつあります。国内は不況なのに、外国にどんどん工場を進出させて、国内を空洞化は進みます。程のよい経営が出来なくなって来たのでしょうか。
 社会主義国家にあこがれた日教組の教育を受けた東大法学部の末裔たちが、今、官僚に治まっています。未だ社会主義の幻から吹っ切れていません。日本の持っている今迄のやり方を見直して、立ち直ってもらいたいのですが間に合うでしょうか。
 まったくとんでもない連中に政権を托したものです。鳩山由紀夫前首相など信じられない位の無知、無関心、無責任のしかもそれさえ自分がそうだと理解出来ない、落第出来そこない総理でした。
 その後の、菅政権です。鳩山氏の汚名を取り返そうと、またもや勘違いの繰り返しです。仙谷氏を辞めさせる事は出来るでしょう。小沢氏を離党させるでしょう、その後を考えると、訳が分からなくなって何をするか解りません。
 いっときも早く、解散総選挙を考えるか、国会議員のガラガラポンをして貰いたいです。