ふるだぬ記

2012年も全開で駆け抜けるぞ!

挑む

2008-07-28 07:46:16 | Free
下山中にこんなポスター見つけました。
写真ではわかりずらいと思いますが、真ん中の線みたいなところを登っていったんだと思うと、感慨深くなったふるだぬきでした。

ということで、遅くなりましたが「富士登山競走」結果報告を。

昨年は前泊で参加したものの、今年は仕事の都合で当日入り。
自宅を4時に出発。去年、圏央道が中央道とつながったので、1時間ちょっとで現地着。応援のだいちパパのため、駐車場も市役所の裏へ。

今年は、例年以上に練習が積めておらず、「参加者の中で、一番トレーニング量が少ないかも。。」と思っていたし、正直なところ出走もやめようかとも思っていました。
しかし、こんな状況の中でも、「出場すること」でなにか感じるものがあるのではないかと割り切って出場に踏み切りました。

スタート地点に立つにあたって、自分に二つの課題を課した。「最後まで山頂を目指すことをあきらめないこと」「立ち止まらず歩き続けること」。厳しい戦いになるだろうけど、覚悟をきめていくしかない!

そんな中、午前7時スタート。

暑い。。自分との戦いの前に暑さとの戦いも。。
給水地点では、ちょっと摂りすぎかなと思うくらいに撮ったし、五合目の前では、今年もK井さんからの特別給水をいただいた。

五合目を無事通過するころには、通り過ぎる風が気持ちよく感じてくるくらい余裕が出てきた。2年前に苦しんだ砂地もなんとか足が動いている。7合目を3時間12分くらいで通過したため、「いける!」と思ったのも束の間。

7合目最後の山小屋を通過したあと、岩場が多くなってきたこの地点から異変が。。脳に酸素が回らなくなるような感覚と、体に力が入らない。。
8合目の関門は午前11時。。「立ち止まらない」と決めていたのに、8合目手前で、ついに岩場にもたれかかるように立ち止まる。。その時間5分くらいだっただろうか。。
とにかく8合目の関門を通過しなければ。。という思いだけで体を動かす。
8合目は、関門閉鎖3分前に通過。「山頂へ」挑む資格だけはなんとかGET!

「あと30分」と言い聞かせ、必死にもがく。
しかしトレーニング不足はいかんともしがたく、思いとうらはらでなかなか前に進まない。
ゴール前2、300mくらいだろうか。。タイムが公認される4時間30分へのカウントダウンが聞こえてくる。しかし、無情にも時間は過ぎてしまった。
結局、2分以上の遅れでゴール。

きつさ、悔しさ、安ど感。。いろんな思いがゴール後にこみあげた。
走っている途中も、いろんな思いが錯綜したが、結果的に出場したことは、間違っていなかったと思う。

とりあえず2008年の富士登山競走は終わった。
来年も出場するか?と聞かれたら、今は「びみょー」だが、きっと来年申込書が送られてきたら、早速申し込むんだろうな。。

≪通過タイム≫
五合目 2時間10分3秒
八合目 3時間57分17秒
ゴール 4時間32分15秒

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