ウィズ
cast >> Diana Ross, Michael Jackson, Nipsey Russell, Ted Ross, Richard Pryor, Lena Horne, Theresa Merritt, Mable King, Thelma Carpenter, Stanley Greene ...
writer >>Joel Schumacher
producer >>Rob Cohen
director >>Sidney Lumet(135min)
music >> Quincy Jones, Charlie Smalls
soundtrack >>
1939年の『オズの魔法使い』が、1975年 オール黒人キャストのブロードウェイ・ミュージカル(← 舞台では20そこそこの、若いステファニー・ミルズが主演)となって大ヒット。その舞台を、シドニー・ルメット監督( "The Verdict" "Dog Day Afternoon" )・ロブ・コーエン製作( "xXx" "The Fast And The Furious" "Thank God, It's Friday" )・ジョエル・シュマッカー脚本( filmography )で映画化。ある女教師が "仲間たち" と経験する不思議な "旅" を描いたミュージカル ーーー。
ハーレムで、叔母エム(テレサ・マリット "The Goodbye Girl" "The Serpent And The Rainbow" )と叔父ヘンリー(スタンリー・グリーン)と暮らしているドロシー(ダイアナ・ロス "Lady Sings The Blues" )は、24歳の小学校教師。歳に似合わず内気な彼女は「外の世界」を知ろうともせず、家と学校を往復するだけの毎日。ところがクリスマスの夜、外に飛び出した愛犬トトを追いかけるうちに、激しい吹雪に巻き込まれ「魔法の国」に迷い込んでしまう・・・。彼女は自分の家に帰るためには「エメラルド・シティ」に住む "ウィズ" の力を借りなければならないことを知り、道中出会った "脳ミソのないカカシ"(マイケル・ジャクソン discography )、"心がないブリキ男"(ニプシー・ラッセル "WILD CATS" )、"気の弱いライオン"(テッド・ロス)と一緒にエメラルド・シティへと向かうが・・・・・。
ウィズをリチャード・プライアー( "Lady Sings The Blues" ← D・ロスと共演 filmography )、ミス・ワンをセルマ・カーペンター( "The Cotton Club" )、北の悪い魔女アビレーンをメイベル・キング、グリンダという良い魔女をリナ・ホーン。
音楽が "Q"(クインシー・ジョーンズ filmography )というだけで価値アリな上に、ルイス・ジョンソン( discography )が「振付師」としてクレジットされています(笑)。舞台でもS・ミルズが唄った "Everybody Rejoice(A Brand New Day)" を作詞・作曲したルーサー・ヴァンドロス( discography )の名も。若くて才能溢れるM・ジャクソンの "ナチュラル" な姿を観られるのは嬉しい。ただ、意気込みは認めるけれど「ドロシー役」にD・ロスはちょっとオトナすぎる(苦笑)。でも、いろいろな意味で私にとってはハズせない一本です。
>> Musical - filmography(ミュージカル 映画作品一覧)