"Between The Sheets" The Isley Brothers
produced by The Isley Brothers
1. CHOOSEY LOVER(愛の香り)(4:42)
2. TOUCH ME(タッチ・ミー)(5:11)
3. I NEED YOUR BODY(アイ・ニード・ユア・ボディ)(4:40)
4. BETWEEN THE SHEETS(シルクの似合う夜)(5:38)
5. LET'S MAKE LOVE TONIGHT(今夜はメイク・ラヴ)(4:50)
6. BALLAD FOR THE FALLEN SOLDIER(傷ついた兵士たち)(5:19)
7. SLOW DOWN SHILDREN(スロー・ダウン・チルドレン)(4:21)
8. WAY OUT LOVE(愛を追いかけて)(4:11)
9. GETTIN' OVER(ゲッティン・オーヴァー)(3:45)
10. ROCK YOU GOOD(ロック・ユー・グッド)(3:34)
【The Isley Brothers】
Rudolph Isley: background vocals / Ronald Isley: lead and background vocal / O'Kelly Isley, Jr.: background vocals / Ernie Isley: drums, guitar and percussion / Marvin Isley: bass and percussion / Chris Jasper: keyboards, percussion and rap(on 3. 6. )
通算28作目にして、6人組アイズレー・ブラザーズ( "The Heat Is On" )としての最後の作品になってしまった "シルクの似合う夜" ーーー。
本作はLPのA面がメロウで濃厚(← ロンが唄うと、なおさらエロい!)なラヴ・バラード、B面はプロテスト・ソングなどメッセージ性の強いファンク・チューンという構成。アーニーはラップというより 3. は囁き、6. は台詞もしくは朗読といった方が的確。この後、彼らはCBS側ともめ、ハナシがこじれ兄弟ゲンカになり、若手3人はCBSに残り、年長3人はワーナー・ブラザーズへ移籍。そして "3+3" へ逆戻り(悲)。不幸中の幸いは、本アルバムを世に残した後だったこと ーーー。
このオープニング・チューン、地味に好きです(笑)。
アルバム自体が名盤なんですが、その中でもなんと言ってもたまらない一曲がコレ。
加えて、邦題 "シルクの似合う夜" は秀逸。
甘くて身を任せて漂うような美しいメロディに、'sweet' な詞・・・
・・・もう、イントロからグッときます!!(うっとり・笑)
'Between the Sheets' 'Margarita' 'Gimlet' 'Gin Rickey' そして、シメの 'XYZ'。
きちんとシェイカーを振ってつくった美味しいカクテルが飲みたくなります(懐)。
ちなみに、Notorious B.I.G の "Big Poppa" はこちら、フォープレイ ver. はこちら。
written by E. Isley, M. Isley, C. Jasper, R. Isley, O. Isley and R. Isley
ぜひコレを、じっくりと。
アメリカ人は男女共にかなり積極的にセックス・アピールするのが当たり前だし、アプローチや表現の仕方も日本人とは大違い! 感受性豊かな若かりし頃は、歌詞の内容が小っ恥ずかしいので(笑)、いちいち和訳しなくてもイイのに!・・・と思う反面、そのストレートさがカッコよく(← メロディに乗せるとますます!)、羨ましく(?)思えたりしたものです(笑)。英語の歌詞は、英語のまま唄って、英語のアタマで解釈するのがイチバン(← 特に "ねっとり" としたラヴ・ソングは)。
でも心に沁みる "深い" 歌詞なら、やはり日本語の方がグッとくるかな。ーーー 結局その曲によるし、"文化の違い" によるところが大きいから、比較の仕様がナイですけどね。
>> 'funky_soulful'(CD/LP)- discography
2010-02-08