"SUDDENLY" Marcus Miller
produced by Marcus Miller, Ray Bardani & Michael Colina
1. LOVIN' YOU(ラヴィン・ユー)(5:19)
2. MUCH TOO MUCH(マッチ・トゥー・マッチ)(6:12)
3. SUDDENLY(サドゥンリー)(5:25)
4. JUST FOR YOU(ジャスト・フォー・ユー)(3:53)
5. THE ONLY REASON I LIVE(オンリー・リーズン)(5:01)
6. JUST WHAT I NEEDED(ジャスト・ホワット・アイ・ニーデッド)(4:51)
7. LET ME SHOW YOU(I JUST WANT TO MAKE YOU SMILE)(レット・ミー・ショウ・ユー)(4:41)
8. BE MY LOVE(ビー・マイ・ラヴ)(4:25)
9. COULD IT BE YOU(クゥド・イット・ビー・ユー)(3:24)
【personnel】
Marcus Miller: all instruments, lead and background vocals / Luther Vandross: background vocals(on 1. 4.)/ Yvonne Lewis: background vocals(on 2. 3. 4.)/ Tawatha Agee, Brenda White: background vocals(on 4.)/ David Sanborn: alto sax(on 3. 4.)/ Michael Mainieri: vibes(on 2.)/ Ralph MacDonald: percussion(on 2. 3. 4. 6. 9.)/ Buddy Williams: drums(on 4. 9.)/ Yogi Horton: drums(on 5.)/ Harvey Mason: drums(on 6.).....
若きマーカス・ミラー( discography )初のリーダー作 "サドゥンリー" ーーー。
彼が本作を録音するためにN.Y.のスタジオに入ったのは '83年の終わり頃、弱冠 24歳のこと。ヴォーカルをはじめ、打ち込みなどほとんどの楽器を自ら演奏。この時点ですでに充分なキャリアを積んできているとはいえ、やはり非凡な才能は "秀逸" としか言い様がない。
マイク・マイニエリ( "STEPS AHEAD" )、ラルフ・マクドナルド(← マーカスとは縁の深い人物 discography )、バディ・ウィリアムス、ヨギ・ホートン(← L・ヴァンドロスよりも早く他界・残念 discography )、ハーヴィー・メイソン( discography )など、人脈を活かした豪華な面々が参加した記念すべき一枚 ーーー。
いきなり "らしい" ベース・ライン+ "スムース" なルーサー・ヴァンドロス( discography )の
"さすが" のコーラスが心地いいナンバー。
長年組んでいる2人ですから安定感抜群ですし、
もう二度とこの2人が新しい曲を世に送り出すことはない思うと、
改めて悲しくなります・・・(残念)。
3. SUDDENLY
デイヴィッド・サンボーン( discography )のサックスではじまる、切ない美メロ・ナンバー。
ご承知の通り、彼もマーカスとは深く "つながっている" 人物です ーーー。
曲はルーサーとの共作ですが、演奏はほぼマーカス1人でこなしています。
ちなみに、6. JUST WHAT I NEEDED は '98年 "THE BEST OF MARCUS MILLER" に別ヴァージョンで収録されています。
2010-07-28