福の祐's Blog ~An Atmosphere Of Peace~

一枚の写真と、しょーもないひとりしゃべりとを、
そのときの気分でゆらゆらと。
だけど、シリウスを道標にして。

本堂にあがって

2009-07-17 00:29:19 | 寺社

2008年3月△日  奈良県 西大寺

本堂にあがらせてもらいました。
境内は自由に入れますが、お堂の中の仏像を見せていただくのには、ちょっと、拝観料がいります。
写真はだいたいどこのお寺も禁止なのですが、いちおう聞いてみたら、仏像はだめだけど、全体の風景なら大丈夫とのこと。
ただしフラッシュ撮影は禁止。
まあ、せっかくなので1、2枚撮らせてもらったのがこの写真です。
たいして面白くもない写真ですが、せっかく撮らせてもらったので。

こういうところの係の人ってだいたいどこに行っても、いかにも人のいい、絵に描いたような関西のおっちゃん、でありますね。
ちょっと言葉を交わしただけで、なんかちょっとホッとしてしまいました。

西大寺の塔跡

2009-07-17 00:27:42 | 寺社

2008年3月△日  奈良県 西大寺

JRのテレビCMで印象的だった、塔の基壇跡。
これは東塔の跡だそうです。
この基壇に建っていたということは、かなりな大きさですが、寺が栄えていた頃には東塔と西塔の2つがあったといいます。
東大寺と対になるお寺だったのですから当然かもしれません。
このお寺は南都七大寺にも数えられています。
過去にはもっと寺域も広かったのでしょうか。
お寺というのも、長い歴史のうちには栄枯盛衰があるんですねー。

あらためて本堂

2009-07-14 23:57:19 | 寺社

2008年3月△日  奈良県西大寺

あらためて本堂を仰ぎ見ます。
度重なる兵火に見舞われ焼失し、江戸時代に再建されたものだそうです。
CMの効果か、それとも以前からか、多くの人が訪れていました。



ところで、きょう(2009年7月14日)関東地方は梅雨が明けました

お地蔵さんかと思ったけれど

2009-07-14 00:26:22 | 寺社

2008年3月△日  奈良県 西大寺

たくさんのお地蔵さんが並んでいるので近づいてみると、
頭の上に、たくさんの小さなお顔が並んでいる。
お地蔵さんではなくて、観音様かな。
ずらりと居並んで、世の中を見守ってくださっています。

6月の雨

2009-07-12 00:08:18 | 音楽

5月に、なぜか昔の自分巡りのブームが起きて、永井真理子のCDをブックオフで買ったりした。
ひととおり聴き直して満足したので、6月には谷村有美のCDを引っぱりだして聴くことに。
僕が持っているのはアルバム3枚。
そのなかの「PRISM」というアルバムの「6月の雨」という曲を、梅雨の雨降りの中でひさしぶりに聴いてみることにしたのです。
そのあと、持っている3枚以降にリリースされたものも聴きたくなって、3枚ほどブックオフで購入。
一枚50円。べらぼうに安かった。

谷村有美って、けっこうCMやドラマの主題歌に使われていたのにマイナーだと思う。
僕も当時、谷村有美を聞いているなんて話は何となく恥ずかしくて、友達にもあまりしなくて、知っているのはせいぜい3人くらい。
かなり親しかった友達でもしらない奴は多いはず。

大学生のとき、学祭の実行委員をしていた友人に、学祭コンサートに誰を呼ぶか、意見を求められたことがあり、谷村有美をイチオシしたことがある(つまり彼は、3人のうちのひとりだ)。
うちの大学の学祭コンサートは、そのときすでにブレイクしている歌手ではなく、まだちょっと出てきたくらいで、これから伸びるだろう、といった歌手を先物買いするというのを、代々の方針としていた(その友人談)。
僕の答えを聞くと、「じつは候補にあがっている」とのこと。
その後めでたく決定したのだけれど、僕はその頃にはいろんなストレスで疲れきっていて、経済的にも厳しかったので、観に行かなかった。
もったいないことをしたなあと、古いCDを聴きながらいまさら思った。
そういうのって、そのときにしかできないことなんだよね。
ほんと、もったいなかったな。
それにもし行っていれば、あの頃ストレスでどうにもならなくなっていたいろんなことが、少しはマシになったかもしれない。
もしかしたら、劇的に何かが変わったかもしれない。

もうずいぶん長いこと、できるだけ過去を振り返らないようにしてきた。
この頃に聴いていたCDだって、まとめて箱に入れて押し入れにしまっていた。
それは、「できるだけ前向きに生きよう」という意識から来たものだけど、
なんとなく、無かったことにしようとしていたきらいもある。
だけど、このCDを聴いていたら、あの頃ほんとうに自分が求めていたものが何だったのか、わかったような気がした。
そして僕は、それを自ら手放したのだということも。
ちょうど、谷村有美を聴かなくなった頃に…。

そして、新しく買ってきた3枚のCDを聴いていくうちに、
「それを手に入れたところで、いずれは失っていた」と考えるようになった。
結局のところ、その頃の僕が漠然と求めていたものは、手にしたとしても維持して行くにはちょっと無理があったように思うのだ。

なんだかわからないままモヤモヤとして、モヤモヤがあることすらわからなくなっていたことが、少しきちんと整理された気がした。
解決したとかそんなのではないけれど、きちんと畳んで所定の抽き出しに納められたかんじ。
心に整理がついたというほどスッキリしたものではないけれど、これからのために、何がどこにあるか把握できていて、必要とあればすぐに取り出せる、そんな環境に少し近づいたようなかんじ。
振り返らないようにしていた、あるいは否定していた過去も、きちんと見えるところに引っぱりだして、それはそれで大事にしないとね。

まぼろしの大寺

2009-07-10 22:33:44 | 寺社

2008年3月△日  奈良県

空いた時間で訪れたのは「西大寺(さいだいじ)」。
東大寺は有名ですが、西大寺もあるのです。
ちょうどこの頃、関東地方ではJR東海のTVコマーシャルで、この西大寺に「まぼろしの大寺」とキャッチコピーを付けて宣伝していました。
それが頭の中に刷り込まれていたので、まんまと乗せられて行ってみたわけです。

でも別に、幻でもなんでもないですよね。昔からずーっとここにあるんだから。
年に一度くらい、ここで開催されるお茶の会(タライのように大きな茶碗を用いるもの)のようすがニュースで流れたりもするので、知っている人は知っていると思います。

僕も知ってはいましたが、行ったことはありませんでした。
だけど案外と言うかなんと言うか、地元奈良に住んでいる叔母や従妹は知りませんでした。
最寄り駅の名は西大寺駅なのですが、ほんとに寺があるとは思っていなかったんです。
おかしなもんだなあ。

時間があったので… 

2009-07-10 00:56:20 | 寺社

2008年3月△日  奈良県

午前中、祖母の見舞いに病院に行き、また夕方戻ることにして昼頃に一度、病院を出た。
ずーっと病床に付き添っていてもお互い疲れてしまうものだから、それくらいがよかった。

空いた時間をどうしようかと考えて、いままで行ったことのない、あのお寺に行くことに。
最寄り駅から各駅停車で4駅。
時間にして12、3分ほどだろうか。
いつも奈良に来るときには、必ず乗り換える私鉄のターミナル駅で下車。
そこから歩いてわずか4、5分のところにその寺はあったのでした。

ル・クルーゼ購入記

2009-07-08 00:39:20 | 生活

きのうの続きです。
ル・クルーゼの鍋を買うにあたり、かなり重いのはわかっていたので車で行こうかとも思ったけれど、
そのデパートは駅の向こう側。
駐車場も普段は使わないところなのでわかりづらい。
そこで、歩いて買いに行って、帰りはバスに乗ることに。

色はオレンジに決めて行ったんだけれど、商品を出してもらって商品の確認をする段になって、
やっぱりチェリーレッドにしようか? と迷う。
店員のおばさんは「変えても構わないですよ」と、言ってくれる。
しばし揺れたけれど、「え~い、一度決めたんだしこれでいいのだ!」と心に決めて、店員さんにもそのように、オトコらしくバシッと告げ(迷った段階でオトコらしくないのだが)、バシッとギフト券で支払う(ここら辺もちょっと情けない)。

買った鍋はやはり重い。3キロ以上ある。
そのあと頼まれていたパンや、食材など買って結構な荷物になった。
バスに乗る時はだいたい荷物が多い時だけれど、両手がほぼふさがっているのに小銭を出すのがたいへんなのだ。
でもこの春から、最寄りのバス路線でもスイカが使えるようになったのでラクチン。
センサーにカードをタッチするだけなので、本当に助かる。
便利になりました。ありがとうバス会社。

ル・クルーゼの鍋

2009-07-07 01:05:15 | 生活

先週のことだけれど、前々から欲しかったル・クルーゼの鍋を買ってしまった。
買ったといってもお金はかけず。
母が使っているデパートのカードのポイントが溜まっていたのです。

ル・クルーゼの鍋は、料理が楽しくなるような明るいデザイン。
じっさい、煮込み料理などがおいしくできるらしい。
それにご飯がおいしく炊けるというので、ずっと欲しかったのだ。
いつだったか「すいか」っていうテレビドラマの中でも、ご飯を炊いてたシーンがあって、それを観てから、いつかは手に入れたいと思っていたのです。

デパートの価格はネットショッピングで買うよりけっこう高いんだけれど、かと言って鍋の値段としては、現金で買うにはかなり根性がいる価格。
キヨブタである(清水の舞台ね)。
だからやっぱりポイントカードで発行されるギフト券で買いました。

大きさはちょっと大きめの直径22センチ。
買った翌日にさっそくカレー作ってみる。
家族3人の晩ご飯の分と、翌日の昼の分を作るのにちょっとゆとりがある大きさ。
基本弱火で使うこと、とのことで、そのとおりに。
煮え立つまでちょっと時間がかかるものの、そのあとは分厚いフタを閉めておけば熱効率がよく、トータルでは短い時間で調理できました。
ガス代もかなり節約できているんじゃないかな。エコですね。

うちではカレーを煮たあと、バスタオルにくるんで置いときます。
こうしておくと、長く煮込んだのに近い効果があるそうなので。
そこでいつもどおり、この鍋でも同じことをしました。
驚いたのは2時間後、食べようと思ってフタを開けるとたくさんの湯気が。
温め直さずにそのまま食べられました。
以前のアルミの鍋じゃ、こうはいかなかった。
保温性が高くて驚きです。
置き場所を確保するのは大変だったけど、持っていること自体がうれしくなるし、買ってよかった♪
出来上がったカレーは肉もやわらかくて、とてもおいしくできました。


スーパースター

2009-07-05 23:28:20 | 音楽

マイケルジャクソンが亡くなって、一週間ちょっと経ちましたね。
僕は特に、マイケルジャクソンに対して特別な思い入れはありません。
でももろに、青春時代のバックグラウンドで、マイケルの曲なり映像が、通奏低音のように流れていた世代としては、やはり感じ入るものがあります。
お約束のようにいちどは教室の隅で、あるいは廊下で、ムーンウォークの練習をしてみたことのある世代ですから(笑)。

マイケルの訃報を最初に耳にした時は、さして驚きませんでした。
あまり意外に感じなかったのです。
スーパースターは往々にして短命なものですからね。
ましてや生前の彼は、その運命が故にかなり、バランスを崩していたというか…いや、崩れないために、無理を重ねていたと感じます。
自宅を遊園地にしたり、子供たちを集めたり、詳しくは誰にもわからないけれど。
本人にしてみれば自然なことで、そうする他なかったのでしょう。

きょうはテレビで、石原裕次郎の二十三回忌の特番を放送していましたね。
ものすごい規模、そして一般の参列者。すごかった。
僕は子供の頃、「太陽にほえろ」が大好きでした。
いまでも好きです。
母も裕ちゃんファンで映画をたくさん観ていたようです。

石原裕次郎にしても、美空ひばりにしても短命でしたね。
清志郎もちょっと早すぎるし、尾崎豊なんて…。
少しずつあきらめて、昔の輝きそのままではなく、それを何かに置き換えていくのがうまくできた人は、長命を保てるのかなあ、ともおもいます。
でもそれって、自分で選べる種類のものでもないのかな、とも。
運命って不思議だなあ。

でも、それらの人に共通して言えることは、短命に終わってもそののち、多くの人の心の中に生き続けるということ。
かれらみんな、ぼくらの心の中に生きています。
そして、照らし続けています。
それって、誰にでもできることではない。
尊敬します。そして、ありがとう。