福の祐's Blog ~An Atmosphere Of Peace~

一枚の写真と、しょーもないひとりしゃべりとを、
そのときの気分でゆらゆらと。
だけど、シリウスを道標にして。

出世の石段は?!

2010-02-08 23:51:52 | 寺社

愛宕神社と言えば出世の石段で有名。
ここを上ると出世するとかしないとか。
なんとなく、山頂の神社にたどり着いてしまった僕は、そういえば出世の石段を上ってないぞ!

神社の鳥居の向こうに石段はすぐに見つかった。
「知らん間に上まで来ちゃった俺は、石段を上る苦労もせずに、いつの間にか出世しちゃうってことか?!」
などと、都合のいい冗談などひとりで思い浮かべつつ、ひとまず写真に収める。
いやあ、それにしても高い、そして急!

帰りくらいは降りてみるか、なんて、それじゃ出世の階段下るだけで縁起が悪いからやめました。
どのみち出世なんてしないけど、でもさすがにねー。
っていうかそれもあったけど、じつは…
はっきり言ってコワいです。
転げ落ちたらどーなっちゃうよ。目がくらむ。

なるようになる

2010-02-08 00:26:33 | 寺社

ちょっと急な階段を上がり、辺りをウロウロすると…
入り口を見つけました。
見てのとおり、「愛宕神社」の文字の書かれた提灯が、ぶら下がっています。
そのわきの掲示板には
「なるようになる 心配するな」
の文字が!
なるほど、ちゃんとなるようになりました。
案ずるより進むべし!
どうにかたどり着くものですね。なんちゃって。
でもほんと、なるようになるもんだものね。
ついつい心配しすぎるよなあ、俺。

愛宕神社にいってみよう!

2010-02-08 00:17:39 | 

きのうのことですが、出世の階段で有名な愛宕神社に、初めて行ってきました。
地下鉄を神谷町駅で降りて、うろ覚えのgoogleMapをたよりに、神社があるであろう方角へ歩きます。
やがて、隧道のある場所へ。
そのわきには「愛宕神社へ」の道のりを示す案内板。
隧道の脇にある階段を上っていくようです。
薄暗くていかにも裏道風な階段。
「ほんとにこっちでいいんだろうか?」
まあ、とにかく上っていきました。

節分と春の訪れ

2010-02-04 00:49:09 | 

土曜日に立ち寄った湯島天神。
もうわずかに、梅の花が咲き始めていた。
今週末からは梅祭りが始まる。

また、首都圏は雪が降った。
ここら辺りも日が暮れてから降り出した雪が積もっている。
雪はいいなあ、白くて明るくて。

ところで、今日は節分。
いちおう豆まきをした。
恵方巻きはさすがに食べてない。

なんでこんなに急速に広まったんだろう? 恵方巻き。
10年前にはほとんどみんな知らなかったよね?
もうそこら中で
「恵方巻き、恵方巻き」って、うるさいくらいだ。
けったいな話だなあ。

今日が節分ということは、明日は立春で暦の上では春ということだ。
この梅は春の偵察隊。
実際に春本番はまだまだだけど、なんとなく気分が弾んでくるね。
でも、雪も好きなんだよなあ。

冬のタヌキ

2010-02-03 01:57:47 | そのほかの生きもの

僕の住んでいる辺りは、それなりにまだ自然が残っている。
時たま見かけることがあるのがタヌキだ。

見るのは決まって冬。
現れるときは大体同じ所に居着いているので、その年の冬、同じ場所で何度か目にする。
場所は水辺の遊歩道沿いなので、道往く人も多いし餌付けをする人もいる。
だから余計に移動しないんだろうね。

でも、そんな所ばかりがタヌキの居場所とは限らない。
ぼくがはじめてタヌキを観たのは昨日みたいに雪の降る晩だった。
理由は忘れたけれど雪のなか、外に出ると、道をタヌキが歩いていったのだ。

たぶんすぐ近くの雑木林から出てきたのだろう。
雪のせいで、普段と違ってあたりはクルマも人も通らない。
林の中も、雪のせいでいつもとありようが替わったのだろうか?
餌がとれなくなったとか、ねぐらが使い物にならなくなったとか。

まあ、はじめて見たときは本当に驚いた。
だってここらだって東京のベッドタウンだ。そんなのいるとは思わないもの。
とはいえその後、僕はこの界隈でキツツキとかフクロウとかに遭遇することになったんだけど…(笑)。

まだ自然は残っている。でも、むかしと比べればどんどん削られている。
この写真のタヌキも、人から餌をもらっている。
あと50年経ったらどうなっているんだろう。

2010-02-01 23:57:36 | 風景

ひさしぶりの雪。
去年は雪って降ったっけ? 積もったっけ?
まるで憶えていない。
まあ、憶えていないくらいだから、降ったとしても大した量じゃなかったはず。
はあ…雪か、せつないねえ。

木村さんとブレッソンさん

2010-02-01 00:13:07 | 

土曜日に、「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ・ブレッソン」展を観てきました。
よかったですよ。
なんか写真の原点をあらためて観たようなそんな感想です。

もちろんおいそれと撮れる写真じゃないです。
繰り返し試行錯誤して、撮って撮って撮って、考えて考えて考えて、じゅうぶんやって。
そのうちに、あまり難しく考えず感じたままに撮るようになって。
でもその写真は、撮り続けて考え続けたものにしか撮れない写真で。
なんかそんな印象を受けました。
充分な練習を積み重ねたアスリートが、本番で瞬時に反応できる。
勝手に体が動く、みたいな。
二人にとって撮影は、そんなものなっていたんじゃないかと、勝手に愚考しています。

ところで最後の方で、二人の撮った写真のダイレクトプリント(いわゆるベタ焼き)が展示されていました。
「二人の撮影の違いがよくわかるとおもいます」
と解説にあったんだけど…そんなに顕著な違いはわからなかった俺って、ダメなのかしら。
う~ん、強いて言えば、木村さんは一つの被写体を何枚かずつ確実に撮影して、その中からいいものを選ぶみたい。
ブレッソンさんの方ほうは、そのときによってまちまち。
同じ被写体を何枚も押さえるときもあれば、一枚ずつパッパッと撮って、次々被写体が写っていくことも。
そこが違いなのかなあ?

まあとにかく、両人を一緒に観て比較できるこの展覧会、なかなかおもしろかったです。
来週で終わりですから興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。