サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

宙組公演 「モンテ・クリスト伯」 「アムールド99」

2013年03月16日 | 宝塚・エンタメ
ここしばらく、体調が思わしくないけれど、宝塚には行けるという・・・不思議さ。(苦笑)

今回は、昨日初日を迎えた宙組公演。



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この演目が発表になったときに、心配だったのは演出家が私が好きではない!!ということ。(笑)

笑えない笑いを入れたり、ちょっと下品なエロ親父的なせりふを混ぜてくるところが、私には気に入らない。

でもまあ、原作あるし、重いテーマだし・・・、と、思って観劇いたしました。

いいお話なのに、ハイスクールの演劇部の子供たち(これが、宝塚的に必要な理由もわかってはいるけれど)に

「モンテクリスト伯」を教えると言う態で感情が寸断される・・・ことを除いては、まあいい作品。  

この演出家らしい面もあったけど(笑)、許容範囲。(私の感覚がたぶん麻痺しているんだと思う。)

でも、観劇後、劇場で演出家を見つけたときには、ちょっと嫌味を言いたい!!衝動にかられましたが。(笑)


ただ、お芝居の流れが、1時間半でやるには膨大なので、児童文学でもいいから、予習しているほうが

お芝居には乗っていきやすいかも?

という私も、さすがに膨大な本は読む気がせず、児童文学全集で予習いたしました。





ショーは、来年100周年を迎えるのにあたり、今までのショーの名場面をつないでいくと言う趣向。

今年上半期は、この公演以外1本物と言われる、ショーつきではないので、このショーが

私的にはかなめ。(笑)

ショーが好きなのに、ショーが見られないのは辛いほど・・・・。

名場面をつなぐといっても、どの場面を使うか演出家は悩んだろうけれど、

いいショーでした。

歌もダンスもイマイチの凰稀の使い方が、あまりに絶妙すぎて、思わず

「いい仕事しますな~」と思ってしまった。(笑)

適材適所で、踊れる人は踊りで、歌える人は歌でしっかり見せてくれました。

非常に宝塚的で色んなエッセンスが盛りこめられているので、

初めての人でもこのショーはいいかも?

(ただし、トップはヴィジュアル売りです(笑))

私は、凰稀のことは好きなので、ヴィジュアルだけで十分なんです。(笑)


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