サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

なんでだか・・・・

2008年09月30日 | つぶやき
日曜日は、いつもどおりゆっくり過ごし鍼に行ったにも
関わらず、昨日は起き上がれなかった。

会社に電話して倒れるように寝ていた。

もう3日も休んだんだから、今日は行けるはずと思っていた。
なのに、である今日も動けない。
でも、病院には必ず行って診断書を貰わなくては・・・。

3時間くらい逡巡して、やっと体が動き始めた。
病院でも、患者さんがいっぱい。
1時間以上待って、やっと順番。

昨日から調子が悪いことを告げると、
「昨日から、調子が悪い人が多いんですよね。
季候が変わったからでしょうね。
1ヶ月頑張ったので、今週は休みましょう」
と、言われた。

本当を言うと休みたくは無いのだけど、今の感じでは
無理だと、判断した。
以前は、自分の気持ちを優先していたけれど、今は体の調子を
優先するようになった。

で、いつものとおり、休むには診断書を持って会社に行かねばならない。
一駅、一駅電車を乗っては降りて、目的地に着く。

もう、本当に駄目だと思いながらそれこそ這うような気持ちで行った。

上司は、体が動かないと言うことがどういうことか分からないので、
気分の問題だと今日も、私から見れば頓珍漢なことを言っていたけれど、
反論する元気もなく、とりあえず今週の診断書を出して帰って来た。

でも、しなければいけないことを僅かでも出来たことは、
私の気持ちに大きく影響を与えているようだ。
帰ってきてからは、見るというわけではないが、テレビが見られた。
昨日には、考えられなかったこと。

まあ、落ちるのは仕方が無いこと、早く浮上することが大切だと
割り切っているし・・・・。

テレビでは、アメリカが大きく下落する株価をよそ目に、
公的資金の投入案が否決されたと言っていた。
アメリカらしい、責任論だと思うけれど、私はヨーロッパも
公的資金を投入しているのに、本家本元が投入しないのもどうかと
思う。
まあ、アメリカでは、稼ぐ人はすごく稼ぐらしいから、その人たちにも
責任を持ってもらって、税金を投入しないと波及する産業が多すぎる気がする。

日本だけでなく、アメリカが風邪をひくとまわりはくしゃみするんだから・・・。

そういえば、金曜日にバーでDrとアメリカの合理主義について
お話を聞いたばかりだ。
日本やヨーロッパでは、国民皆保険だけれど、アメリカは保険も実力主義。
皆保険は、皆で負担して比較的安価に医療が受けられるように保障がされているけれど、
アメリカでは、保険がないので低所得の人には充分な医療が受けられていないのだということを伺ったばかりだ。

個人的には、アメリカの文化は嫌いではないけれど、細かいことまで
イエスかノーで答えを求めてくるあの文化にはちょっと・・・・。

ヨーロッパの方が、個人主義は徹底していると感じるけれど、
間のような物が存在しているように感じる。

ところで、鬱病のソーシャルワークが進んでいるのは、イギリスだそうだ。
食べ物は苦手なんだけど(笑)、そういった所は進んでいるんだな。
今度は、そういった目でイギリスを見て見たいと思っている私である。

のんびり休日

2008年09月28日 | うつ病
この病気になって、社会復帰を始めてから土日は
ぐだぐだに寝て寝て過ごす日となっている。

今朝は、寒いくらいでそれで目が覚めたけど、
眠い。眠い。

でも、鍼に行かないと駄目だなって感じたので
眠い目をこすりながら鍼灸院へ。

ここは、日曜日も午前中は保険診療をしてくれるので
いつもは、高齢の方が多いが、日曜日は若い人が多い。

8月下旬から、鍼を取り入れることによって
楽な気分で会社に行ける。
それだけでもありがたい。

で、帰って来たらお昼。
簡単に済ませて、お昼寝敢行。
週末は、寝て寝て、のんびり過ごすのがきっと、会社にいける
大きな要因だな。

明日から、1週間また、ぼちぼち頑張ろう。

奇遇

2008年09月27日 | つぶやき



昨日「薩摩道場」を後にして、カクテルバーに行った。
ほんの一杯のつもりで・・・・。

そこで、衝撃の出来事が!!(笑)
「薩摩道場」でご飯を食べてきたことを言うと、なんとそこの大将が
以前、バーテンダー協会の会員でマスターの知り合いだというのだ!!
え~~カクテルと薩摩料理が一致しない。(笑)

で、そんな会話を楽しんでいたら、お客さんがやってきた。
どこかで、私が会った人だ。
記憶を手繰らせて思い出す私。
あっ!!思い出した。
私が、出勤できるかどうか判定してくれた医師だった。
もう吃驚。
え~~~って、感じで、医者と患者がバーで出会ってしまった。(笑)

それから、話に花が咲いて、気がつくと日が変わりそうな時間。
そんなに飲んでなかったので、この時間のたち方のはびっくり。
でも、そんなことってあるんだな。
なんて、奇遇な一日だったんだろうって思ったのでした。

薩摩道場

2008年09月27日 | 美味しい物
1ヶ月、なんとか無事出勤できたので友人とご飯。

行ったのは、鹿児島料理屋さんの「薩摩道場」




とんこつ



きびなごの天ぷら




野菜の天ぷら


お酒を楽しみながらちびちび飲めるお店でお客さんは圧倒的に男性が
多いお店。
鹿児島風の少し甘めの味付けを関西風にしたもので、現地で食べたもの
よりあっさりしている。

友人と、たわいない会話を楽しんで飲んで又、楽しんで過ごしたのだ。

何とか出勤

2008年09月25日 | うつ病
今日は、鍼のおかげか出勤はできた。




しかし、よほど上司がいやなのだろう、声をかけられただけで、
なんと涙ぐんでしまった。
当然、上司は吃驚。
私も吃驚。

悲しいとか、昨日みたいに自分に腹立たしいとかないのに、
泣いてしまった。
おかげで、気分が落ちてしまった。

でも、最近の私はここからが違う。
お昼を食べて、3週間も無事に出勤できたのだから、
今週体調が悪くても構わないやん、ぼちぼち行ったらいいと、
切り替えたのだ。

昼からも、なんとかそれなりの仕事をした。

帰りに通院日ではなかったけれど、あまりにも泣いてしまうので、
クリニックへ行った。
怒るとかの悪い感情は感じないのだけど、笑うとか泣くとか(特に泣く)
の感情を感じるのだ。
Drいわく、「毎日綱渡りで緊張しているから、当然ですよ」
と、仰ってくださった。

分かる人にはわかるのだ。
昨日も、泣いた時、上司はともかく周りの人は
「頑張っているのを知っているから、ちゃんと見ているから」
と、仰ってくださったのだ。

本当に私は恵まれているのに、視野狭窄に陥るとそのことを忘れてしまう。
自分が、悲劇のヒロインのような気分になってしまう。

Drのその一言で元気になった私は、閉店前のデパートへ。
3割引になっていた「30品目の惣菜」。
うふふ、おいしかったです。
こんなことで、ご機嫌になっちゃうんだから私ってほんと単純。

不思議な人

2008年09月25日 | うつ病
鬱のコミュニティをほそぼそとやっているが、
時には、鬱ではないのでは?と思う人がやってくる。


気分がすぐれないとか、症状は鬱病なのだけど、
どうもしっくり来ない人がいる。

一度もお会いしたことがない人だし、書くことだけで生まれる誤解もあるだろうけれど、
一言で言えば不思議ちゃん。
以下は断定しているけれど、コミュでの聞き書き。

仕事をしているときに発病して今は生活保護で生活している彼女。
以前から、男が途切れたりすることがなく、
男が避妊してくれないとか、ということを書いて、受けての私たちは
どう返事していいのか迷ったりすることもしばしばだった。

父親は、離婚して別女性と再婚。

母親と妹は一緒に生活保護を受けて暮らしている。

そんな家庭環境の中、親兄弟には頼れないという。
まあ、そうなんだろう。

で、彼女はおかしなくせがあって、初めの頃は、一つ一つに
丁寧に応えていたのだが、病気を治したいのかどうか
分からないので、そのまま放置していると、書き込みを消すという作業に
でるのだ。
昨日も、鬱もよくなっていなくて服薬しなければ行けなのに、
どうやら妊娠したようだと書き込んであった。

まだはっきりしていないので、何ともいえないが薬を飲むのを止めたら
気分が落ちて仕方が無い。

男は、仕事を変えたばかりなので会いたい時にあえない。
(同じ男だとしたら、かなりの頻度で仕事を変えている男である)

彼の親族とうまくやっていけるか心配だとか書き込んであった。

私は、結局返事をしなかった。
数時間後に、記事は消えていた。

まず、投薬を受けているのに妊娠なんてありえないことだ。
どんな薬だって食べ物だって注意深くありたい。
男に会えない時間が辛くなると書き込んでくる依存性の高さ。
まだ、妊娠は確定ではないのに、家族や親族へと話が飛ぶ
妄想性。
男の仕事に対する不確実性。

いろいろ書けば、返って傷つくだろうから、ほっておいて良かったんだな。
きっと・・・・。

調子が悪いと仕事もだめ

2008年09月24日 | うつ病
今日は、朝からちょっと調子が悪いなと感じていた。

出かける10分ほど前から行きたくない病になったけれど、
最近読んだ本に、鬱病の人はうつ状態でいることに心地良さを
感じて抜け出そうそうとしない時期があると書いてあったので、
自分にそういう状態なんだと言い聞かせて出勤。

午前中はそれでも、なんとか持ったけれど最悪な気分になったのは、
昼から上司に仕事を頼まれてから。
頼まれたとおりに、パソで書類を作ると、自分では見直したにも関わらず
ミスを見つけられないまま上司に渡した。

そうしたら、「こんな文章も作れないで何年しごとしてんねん」
と言われた。

まあ、ミスした私も私だが、この言い方には私は大きく傷つき
目の前で泣いてしまった。
それを見た上司はうろたえていたが、はっきり言い返せない私には
今は泣くしかないように思えて、それでいて恥ずかしくて、
気分はブルー。

上司が席をはずしたら、皆が心配して声をかけてくれる。
それが、又恥ずかしくてボロボロ。
こんな状態じゃ、明日仕事に行けないやと、思って鍼に行ってきたけど
いつもみたいに効くかな?
皆には、明日も来いよと声をかけてもらったから頑張ろうとは思っているんだけどね。

って、今又書きながら泣いているんだけどね。

こんな風なんじゃ仕事を続けていくのは難しいよな。
ほんと、駄目なんじゃないかな・・・・。

主の祈り

2008年09月23日 | 読書




ネット友達のだんばらぴっぐさんに「主の祈り」という本を
頂いた。

主の祈りは、キリスト教の中でも大切なお祈りの言葉である。

「天におられる私たちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり
わたしたちの日ごとの糧を
今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください」

と、お祈りするのだ。
これは、聖書の中でキリストが祈りの言葉として
弟子に教えたものと書かれている。

私は、この一文が教会に通い始めた時から
とても好きになった。
どこが、どう好きか上手く言えないけれど、
とても自分を素に出来てそして、神に救いを求めるところが
気に入って、病気がひどかった私は先も見えなかったので
「溺れる者藁をもつかむ」状態でお祈りしていた。

いただいた本を読んで、その深さをしみじみと感じ、
これは、是非うちの教会の人たちにも読んでいただきたいと思っている。

ただ、このお祈りの後で神父様のお祈りの言葉の後で
私たちが口にする言葉は未だに私はなじめない。



「国と力と栄光は、限りなくあなたのもの。」


なんとなく、お金の匂いというか、権力の匂いがすると感じていて、
どうしても口に出来ないでいる言葉だった。
ご本を読んで、この言葉はローマ時代に付け加えられたものだと知った。
どうりで、権力臭がするんだな。
でも、ローマ帝国は大好きな国である。(笑)
キリスト教徒たちは、ローマ帝国の残忍さをアピールするのが好きだが、
新しい宗教は、弾劾されたり迫害されたりすることが多い。

でも、この試練をうまく乗り切ったことによって、キリスト教は
世界へ広まっていく。
土着の宗教と結び付いて、偶像崇拝や、ややこしい儀式めいたことを
どんどん付加させていったのだ。
そのことによって、キリスト教は各国で受け入れられる宗教と変化していった。

もちろんイスラム教もこのことに成功した宗教である。

このことに成功しなければ、下手すればカルトに終わってしまう。

これは、日本でも、言えていて仏教と神道は明確に分かれているようで
分かれていない。
お寺の横に神社があるのは普通だし、土着の宗教とどう融合できるかが
(宗教だけではないだろうが)、大切な要素なのだ。

日本においても、キリスト教はその土着の習慣を貪欲に取り入れている。
七五三や、お彼岸、お盆などなど日本の習慣に合わせているところが
たくさんある。
こんなところが、世界宗教となったキリスト教やイスラム教と仏教の違いだと言われている。

ゆるやかな仏教徒である私は、大きくキリスト教に傾倒して行っているのである。

悲しい出来事

2008年09月23日 | つぶやき
福岡で、我が子を殺害した事件が報道されている。

報道によると、母親自身も難病であり、子供にも発達障害が
あったという。

子供の発達障害は、程度にもよるけど、大人になれば
ある程度普通に社会に適応して仕事をしていける人が結構多い。
私の職場にも、自分で私にカミングアウトしてくれた人がいる。
彼は、人間はいったっていいのだけど、自分が納得するまで
お客さんに説明するという癖をもっている。
この人なら、ここをはしょって・・・なんてことは無くて、
皆に平等にちゃんと説明するのである。

この場合、忙しいときは、周りの人間がイライラすることが
あるのだけど、やっていることに間違いはないので、
何とも言えない。

彼は、数字にすごい才能を持っていて、3桁×3桁くらいの
掛け算は暗算でしてしまう。
あまりに、早く正解が出てしまうので、理由を聞いたことがある。

なんでも、数字には色や形があって、かけたり割ったり計算をすれば、
形と色が変わるのだそうで、そのまま変わった色を読み上げていけば
答えになるんだそうだ。
凡人の私には、説明されてもさっぱり分からなかったが・・・・。

そんな彼も、小さい頃は落ち着きがなくて、急にクラスを飛び出たり
したこともあるそうだ。
でも、今は、彼も努力している。
毎日、とてもしんどいのだそうだ。
人との付き合いには、少し問題が残っているが、仕事は真面目に
やっていく人である。

私はそういう面で彼を理解している。
実際、職場では彼は理解されているとは、いいにくいが、ただ、仕事に対する
真面目さは評価されている。

これから、この発達障害はもっと、理解されていく分野だろうし、
普通に仕事が出来る又、能力を認めてもらえるところだと思う。

殺害された子供は、まだ小さいし、少し多動な面があったようだけど、
大きくなれば変わってくる。
その辺は、子供の成長という大きな枠と変わりない。
彼女の不幸は、このことを相談できる人がいなかったことなんだと思う。
夫も、彼女にとっては相談相手にならなかったのだろう。

自分が、仕事を休職して学童に行けなくなった事もストレスの原因だと
言われいる。
まあ、これは地域差があるのでなんともいえないが、自分のことを話しして、
そのまま預かってもらう方法もあったのでないか・・・とか、
診断書を用意して、どうしても預かって欲しいと頼めなかったのかとか
又は、児童館に遊びにいくようにできたのでは?と、思ってしまう。

どんな病気も、一人では治せない。
これは、鬱病になってから実感したことである。
私は、ちょっと誰彼無しに病名をあかし気味だけど、私に関わりのある人には
病名を明かしている。
別に、哀れんで欲しいわけではなくて、実態を知って欲しいだけである。

この病気に限らず、病名を家族にも明かせない人がいる。
この場合、病気のほかにも、一人で何とかしなければならない自分と戦わなくて
ならない。
こんな悲しいことはない。
家族や、友達には、明かして前向きに病気や障害と付き合っていければ
彼女の悲しい選択はなかったような気がするのである。


おばばかな私

2008年09月22日 | つぶやき
うちの甥っ子は可愛い。
姪っ子も可愛いが、まだ1歳半なので、小学校に上がったばかりの
甥と、来年入学するくらいの年齢に達している甥との会話が楽しい。

昨日の、バザーに甥っ子を呼んでいた。
お小遣いもあげていたので、二人は首からお財布をさげて、
自分で遊んだり、買い物したりと楽しんでいた。

お金の種類が分かるお兄ちゃんは、さっさとなんでも済ませて
しまうけれど、弟はまだ、分かっていない部分も多いので、
悩みながら買い物をしていた。

お兄ちゃんが、「せかいのなべあつ」を知っているか聞いてきた。
あの芸は、子供受けしそうだと思っていたので、真似をするのかと、
思ったら、あれは、「3の倍数ではないんだ」
と、教えてくれた。
一年生で、倍数が分かるのか私のほうが不思議だったので、
「30まで3の倍数を教えて」と、聞くと、ちゃんと間違わずに
教えてくれた。

お母さんは、今仕事をステップアップするために再び大学に通っていて
子供は保育所と学童に預けられている。
どうやら、学童でおにいちゃん達に教えてもらったようだった。
でも、おばちゃんの私はこんな賢い甥っ子を持って幸せなのである。