中小企業診断士 福田 徹 ブログ

経営コンサルタント・中小企業診断士・ビジネスファシリテーターによる経営者・起業家・管理者向けブログ

知っていることとそれを実行することの違い

2010年08月24日 | 福田徹の企業再生
 「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

 皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。


 「在庫を圧縮した方が良い」
 「経費を落とした方が良い」
 「社内のベクトルを合わせるために朝礼や定例会議をした方が良い」
 「経営者の方針をハッキリと伝えた方が良い」
 「人を育てて会社を発展させるために権限を委譲した方が良い」
 「目の上のたんこぶは乗り越えて使いこなした方が良い」
 「資金繰り表を作った方が良い」
 「営業は気合いではなく戦略的に行った方が良い」
 
 これらは中小企業にありがちな課題です。

 あー。うちもそうだ。

 と思われた経営者、管理者の方も多いかと思います。


 うちもそうと思われた方にお聞きしますが、

 自社に問題があること、そしてなにが課題かを知っているけれど、課題を具体的に実行することができない。

 そう言うことはありませんか?

 「時間をかけられない」「ゆっくり考える余裕がない」などの理由で、できないということもあると思います。

 また、「やってみたけど途中で挫折してそのままになっている」というケースも多いのではないでしょうか?


 厳しいことをいうと、課題を知っていても、実行できないのでは、知っていることの意味はほとんどありません。

 知っているだけでは、いわゆる評論家と一緒です。

 経営者や管理者が、自社の評論をすることほど馬鹿馬鹿しいことはありませんよね。


 
 ところで、私たちの仕事の中心は、こうした課題を御社に実行していただくことです。

 御社自身が、こうした施策の必要性に本当の意味で気付くこと、そして御社自身が実行することのお手伝いをすることが、私たちの仕事の中心です。

 外部の人間として、また過去や現在のしがらみとは関係ない立場で、御社にとって優先順位が高い施策から、実行を支援します。

 ここでは、私たちが施策を実行するのではありません。私たちは、あくまでも御社自身が変わることのお手伝いをさせていただきます。


 さて、話は戻って、自社の課題を知っている・わかっていることと、それを実行し問題解決にいたることとの間には、大きな違いがあります。

 「課題を知っていても、実行できない」という時は、私たちのような外の人間を入れることも、状況を変えるための方法の一つです。

 私たちは、忙しくても足下のことだけにかまけずに、将来に向けて一歩でも二歩でも前に進む気持ちのある方のご依頼をお待ちしております。
 

※この記事のカテゴリー
福田徹の企業再生

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