Aさんのその後について、少しふれておこうと思います
正直、私としてもここまで酷い霊障案件は経験がなかったので、私自身も彼女を立ち直らせることができるかどうかは未知数でした
どれほど酷いかというと、私と話している時に突然違う個性が出てきて話始めるわけです
精神医学的に言えば、完全に「多重人格症」というものでした
特に男性霊が出てくることが多いのですが、私が数えたところでは、個性として出てきたのは、男性4人、女性2人~3人でした
最初に出てきた個性は土佐弁を使う戦国武将を名乗る霊でした。。。この人が出てきたときは特に激しい怒り波動が強く
私が面談している時でさえ、バチバチとラップ音が鳴っていましたし、私にも刀が空を切るのが見えたりしました
物凄く念力が強く、最初は、この人がAさんの体を”ほぼ”支配していたように感じました
この霊が入ってくると、顔つきも口調もガラッと変わってしまうので、すぐに分かるわけです
次に出てきたのが、ある俳優を名乗る霊でした
この人も念力は非常に強く、特に女性に対する執着心が強く、色情系の地獄霊のようでした
相手には「愛してる」とか「僕は君だけを見てる」みたいなことを常に囁き、Aさんの体を支配して乗っ取ろうとする傾向が強く
肉体に対して特に強い執着を持つのが特徴で、つねに「君を心配しているんだ」とか「君を愛してしまって離れられない」
と、最後までAさんに絡み続けました。。。この霊にはほとほと苦労させられました
3人目に出てきたのは、Aさんの身内(親戚)の女性で、数年前に首吊り自殺をした方でした
最初の頃、私がAさんと面談をしている中において激しい言葉の応酬があり、この女性は「私がAさんをいじめている」ように見ていました
そして、この自殺女性が「私を懲らしめるため」と称して、なぜかAさんに自殺未遂をさせ、騒ぎを起こしました
その騒動のあと、私がAさんを通じてこの女性と面談をしたところ、この女性は本音として、最後はこんなことを語ってきました
「Aちゃんがあなたと話している時、私もAちゃんと一緒にいたの、それで私ももしかしたら救われるんじゃないか?って思って
それでAちゃんが自殺騒ぎをおこしたら、あなたが来てくれるんじゃないかと思ったの、でも、本当にAちゃんを殺すつもりはなかったの
ごめんなさい、本当にごめんなさい。。。どうしていいか、自分でもわからなかったの。。。気がついたらAちゃんの首を絞めていたの」
そこで私は、この女性が自殺した後、迷ってAさんの周辺や家族の周りをうろうろとさまよっていたことを知りました
自殺霊は死後の行き場所がなくて迷い、地縛霊となって、何度も何度もその場所で自殺を繰り返したり、他人を自殺に引きずり込んだりします
4番目に出てきたのは、最初に出てきた戦国武将の弟だったという人で、影武者を務めていた人物だと名乗ってきました
この人は迷っているのだろうとは思うのですが、それでも、この人がAさんに入ってくると、理性的な発言が多くなり
ガラッと発言の内容が変わるのです。。。まことに不思議でした
この影武者の霊は、最初の戦国武将が死の間際、息子の死によって精神的におかしくなってしまったことから
戦国武将を気遣い、彼を助けに来たと言っておりました
5番目に出てきたのは、Aさんのお祖父さんでした
この方は、幼い頃のAさんに精神的なトラウマを植え付けた方で、特に家長意識が強く、「家長であるわしが一番偉いんだ」
と言ってはばからなかったそうです
そういう性格なので、「わしの言うことを聞け」と言ってくることが多く、Aさんに「わしを供養しろ」と何度も言ってきました
特に、この方は弘法大師空海を強く信仰しており、何度も何度もAさんに般若心経をあげて供養しろと言ってきました
6番目に出てきたのは、Aさんの地元の神社に祀られている氏神を名乗る女性でした
この方は私が経文読誦するのを聞いて何か悟るところがあったらしく、泣きながら出てきて、私に何度もお礼を言っていきました
地元の氏神には戦国時代に滅ぼされた武将が祀られており、でてきたのはその武将の娘で
その時代に人質に取られていたらしいことを語っていました
Aさんが自分の部屋に、その氏神のお札を祀っていたので、その関係で縁が出来ていたのかもしれません
まだほかにも出てきたんですが、この6名とも、明らかにAさんとは個性も話し方も違いました
こうしてみると、霊媒体質というのは本当に厄介なものでもあります
Aさんを観察していてわかったことですが
割と最初に出てきた念力の強い男性霊に体を乗っ取られたときには
Aさんはほぼ記憶を無くしており、自分で何をしゃべったのか全く記憶がありませんでした
ですが、途中からでてきた親戚の自殺女性などが出てくるときには、比較的、出てきてしゃべりたがっている。。ということで
Aさん自身が、意図的に彼女たちを呼んでしゃべらせている感じでした
つまり、かかってくる憑依霊によって、完全に記憶を喪失する場合。。。つまり体を乗っ取られる場合と
ある程度コントロールできる場合と、2種類あったわけです
こうしてみると、やはり霊が体に入ってしゃべる「霊言」というものは、あると言わざるを得ません
私自身はやはり実体験からも、霊言はある、と思います
そして、霊言にはやはり2種類あって、「本人がコントロールできるもの」と「全くコントロールできなくて、体を乗っ取られるもの」
の2つのパターンがあるわけです
一つ目の例がいわゆる「霊言」であって、記憶を失わず、自分の理性を保ちながらしゃべる方法。。。Aさんは理性を保ってはいませんでしたので
完全な霊言とまでは行かないと思いますが。。。むしろイタコに近いかもしれません
そして二つ目の例は、いわゆる「イタコ」とか「口寄せ」とかいうものです
トランス状態になって、霊に体を支配させてしゃべるもので、こうなると極めて危険な状態になります
今現在のAさんですが、最初の頃に比べて、随分と心のコントロールができるようになってきました
まだ少し霊障気味ですが、それでも最初の頃のひどさを知っている私としては、希望を持てる状態になりつつあります
ときどき、理性を喪失しそうになることもありますが、今後のAさんの精進次第で、もっと良くなるのではないかと思います
今日も遅くなりました。。。これぐらいで終えたいと思います
正直、私としてもここまで酷い霊障案件は経験がなかったので、私自身も彼女を立ち直らせることができるかどうかは未知数でした
どれほど酷いかというと、私と話している時に突然違う個性が出てきて話始めるわけです
精神医学的に言えば、完全に「多重人格症」というものでした
特に男性霊が出てくることが多いのですが、私が数えたところでは、個性として出てきたのは、男性4人、女性2人~3人でした
最初に出てきた個性は土佐弁を使う戦国武将を名乗る霊でした。。。この人が出てきたときは特に激しい怒り波動が強く
私が面談している時でさえ、バチバチとラップ音が鳴っていましたし、私にも刀が空を切るのが見えたりしました
物凄く念力が強く、最初は、この人がAさんの体を”ほぼ”支配していたように感じました
この霊が入ってくると、顔つきも口調もガラッと変わってしまうので、すぐに分かるわけです
次に出てきたのが、ある俳優を名乗る霊でした
この人も念力は非常に強く、特に女性に対する執着心が強く、色情系の地獄霊のようでした
相手には「愛してる」とか「僕は君だけを見てる」みたいなことを常に囁き、Aさんの体を支配して乗っ取ろうとする傾向が強く
肉体に対して特に強い執着を持つのが特徴で、つねに「君を心配しているんだ」とか「君を愛してしまって離れられない」
と、最後までAさんに絡み続けました。。。この霊にはほとほと苦労させられました
3人目に出てきたのは、Aさんの身内(親戚)の女性で、数年前に首吊り自殺をした方でした
最初の頃、私がAさんと面談をしている中において激しい言葉の応酬があり、この女性は「私がAさんをいじめている」ように見ていました
そして、この自殺女性が「私を懲らしめるため」と称して、なぜかAさんに自殺未遂をさせ、騒ぎを起こしました
その騒動のあと、私がAさんを通じてこの女性と面談をしたところ、この女性は本音として、最後はこんなことを語ってきました
「Aちゃんがあなたと話している時、私もAちゃんと一緒にいたの、それで私ももしかしたら救われるんじゃないか?って思って
それでAちゃんが自殺騒ぎをおこしたら、あなたが来てくれるんじゃないかと思ったの、でも、本当にAちゃんを殺すつもりはなかったの
ごめんなさい、本当にごめんなさい。。。どうしていいか、自分でもわからなかったの。。。気がついたらAちゃんの首を絞めていたの」
そこで私は、この女性が自殺した後、迷ってAさんの周辺や家族の周りをうろうろとさまよっていたことを知りました
自殺霊は死後の行き場所がなくて迷い、地縛霊となって、何度も何度もその場所で自殺を繰り返したり、他人を自殺に引きずり込んだりします
4番目に出てきたのは、最初に出てきた戦国武将の弟だったという人で、影武者を務めていた人物だと名乗ってきました
この人は迷っているのだろうとは思うのですが、それでも、この人がAさんに入ってくると、理性的な発言が多くなり
ガラッと発言の内容が変わるのです。。。まことに不思議でした
この影武者の霊は、最初の戦国武将が死の間際、息子の死によって精神的におかしくなってしまったことから
戦国武将を気遣い、彼を助けに来たと言っておりました
5番目に出てきたのは、Aさんのお祖父さんでした
この方は、幼い頃のAさんに精神的なトラウマを植え付けた方で、特に家長意識が強く、「家長であるわしが一番偉いんだ」
と言ってはばからなかったそうです
そういう性格なので、「わしの言うことを聞け」と言ってくることが多く、Aさんに「わしを供養しろ」と何度も言ってきました
特に、この方は弘法大師空海を強く信仰しており、何度も何度もAさんに般若心経をあげて供養しろと言ってきました
6番目に出てきたのは、Aさんの地元の神社に祀られている氏神を名乗る女性でした
この方は私が経文読誦するのを聞いて何か悟るところがあったらしく、泣きながら出てきて、私に何度もお礼を言っていきました
地元の氏神には戦国時代に滅ぼされた武将が祀られており、でてきたのはその武将の娘で
その時代に人質に取られていたらしいことを語っていました
Aさんが自分の部屋に、その氏神のお札を祀っていたので、その関係で縁が出来ていたのかもしれません
まだほかにも出てきたんですが、この6名とも、明らかにAさんとは個性も話し方も違いました
こうしてみると、霊媒体質というのは本当に厄介なものでもあります
Aさんを観察していてわかったことですが
割と最初に出てきた念力の強い男性霊に体を乗っ取られたときには
Aさんはほぼ記憶を無くしており、自分で何をしゃべったのか全く記憶がありませんでした
ですが、途中からでてきた親戚の自殺女性などが出てくるときには、比較的、出てきてしゃべりたがっている。。ということで
Aさん自身が、意図的に彼女たちを呼んでしゃべらせている感じでした
つまり、かかってくる憑依霊によって、完全に記憶を喪失する場合。。。つまり体を乗っ取られる場合と
ある程度コントロールできる場合と、2種類あったわけです
こうしてみると、やはり霊が体に入ってしゃべる「霊言」というものは、あると言わざるを得ません
私自身はやはり実体験からも、霊言はある、と思います
そして、霊言にはやはり2種類あって、「本人がコントロールできるもの」と「全くコントロールできなくて、体を乗っ取られるもの」
の2つのパターンがあるわけです
一つ目の例がいわゆる「霊言」であって、記憶を失わず、自分の理性を保ちながらしゃべる方法。。。Aさんは理性を保ってはいませんでしたので
完全な霊言とまでは行かないと思いますが。。。むしろイタコに近いかもしれません
そして二つ目の例は、いわゆる「イタコ」とか「口寄せ」とかいうものです
トランス状態になって、霊に体を支配させてしゃべるもので、こうなると極めて危険な状態になります
今現在のAさんですが、最初の頃に比べて、随分と心のコントロールができるようになってきました
まだ少し霊障気味ですが、それでも最初の頃のひどさを知っている私としては、希望を持てる状態になりつつあります
ときどき、理性を喪失しそうになることもありますが、今後のAさんの精進次第で、もっと良くなるのではないかと思います
今日も遅くなりました。。。これぐらいで終えたいと思います