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ジョージソロスとは誰ですか?

2022-05-29 22:56:37 | 政治
及川幸久さんが、ジョージソロスのことに、動画で本格的に触れたのは初めてなのではないでしょうか?


以前にも、ソロスのことには何度か触れた私ですが
今日はもう少し、ソロスのプロフィールについて、ご紹介します

ジョージ・ソロス (George Soros)
ジョージソロスは1930年にハンガリーのブダペストでユダヤ人の家庭に生まれた(91歳)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで教育を受け、そこで学士号、修士号、博士号を取得
1961年にアメリカ市民権取得
2018年にオープンソサエティ財団(開かれた社会財団 OSF)に180億ドルを寄付する前は、世界で19番目に裕福な人物だった

彼が莫大な資産形成に成功したのは1992年9月16日、ブラック・ウェンズデー(暗黒の水曜日)と呼ばれる金融危機がきっかけ
ソロスは、イギリスの通貨ポンドを※ショート操作で空売りし、イングランド銀行の為替介入(※ERM)に勝ち、ポンドを暴落させた
ソロスはこの投資の成功により10億ドル以上を稼ぎ、金融投資家としての世界的な名声を得た

※ショート;金融用語で空売りのこと、この場合、イギリスポンドを”先に”売り、あとで買い戻す操作のことを指す、ポンドの値下がりが予見されるとき、それに合わせて先に売り注文を出し、あとで値が下がったときに買い戻し、差額で利益を出す、という手法

※ERM;為替レートメカニズム、中央銀行が行う為替操作のこと、通商目的で通貨を安定させるために行われる



それにしても、ジョージ・ソロスはカール・ポパーの「開かれた社会とその敵」に感化を受けていたのですね
私はその書籍を読んでいませんが(読もうとも思わないが)、彼が批判したプラトンの「国家」は読んでいます
古本屋で戦前のものと思われるプラトン名作集を買い込んで、慣れない昔の翻訳言葉で読んだりしたものです
また、多感な時代に「国家」を読んだため、思想的な影響を受けたのではないかと思いますね

若い頃の私は「人間の本質」について、ものすごく深く追求し、思索していたことを、いまでも時々思い出します
そんな時代に、プラトンの著作の中のソクラテスと弟子や知人らとの対話篇は非常に面白く、一時期、よく読んでいました
ポパーは確か「プラトンは霊とか魂とかの妄言で、人々を狭い迷妄社会に閉じ込めた」というようなことを言ってたと思います
しかしながら、正直言わせてもらうと、ポパーは人間の本質に対する追及が不完全だったのではないでしょうか?

私は、長い間思索した結果、「この世は唯物論では決して説明できない」ということを、論理的に説明できることに気が付きました
霊とか魂とかを、論理的に説明することは勿論できません、が、逆に唯物論が完全に誤りであること”だけ”は説明できると思います
なので、ポパーの思想は唯物論を前提としてプラトンやヘーゲルを否定する限り、完全な誤りです、これはハッキリしていると思います

少なくとも、古今の有名な科学者たちが口にしている「この世界には”創られた痕跡”がある」という言葉は、私は真理だと思います
この世界も人間にも、間違いなく、「創られしもの」としての痕跡が、いたるところに残っています
”偶然にできたもの”、ではなくて、”何者かの意思によって創られたもの”、というのが真実だと思います

私の意見に反論のある方もいらっしゃるでしょう、反論はもちろん尊重しますが、私を論理的に説得することはできないと思います
何よりも、ジョージソロスという人物が、ポパーの思想の果実であるとすれば
ポパーは、ソロスのような「目的のためなら手段を選ばない」という自由が、正しいと思っていたということなのでしょうか?
思想家は、自分の思想を発表した結果、それがどういう影響を後世に残すかを考えないといけないんじゃないでしょうか?

ソロスはアトランティック・カウンシル(大西洋評議会)という団体にも大きく関係しています
この団体はNATOを存続させ、大きくすることを最大の目的としています
NATOを拡大させ、ロシアを仮想敵国として圧力をかけ、ロシアを亡ぼす。。。何のためなんでしょう?
自分のため、とは、公式には決して言わないでしょうが。。。
宗教的倫理観を完全に捨て去って、自分の欲望のためにのみ生きる唯物論者の姿が、そこにはあるような気がします
コメント
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