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ウクライナ問題の情報戦争の黒幕はイギリス?

2022-05-08 09:29:21 | 政治
私は最近のイギリスとイギリス首相ボリス・ジョンソン氏の、ロシア制裁への率先した積極的な態度に違和感がありました
「なんでだろう」というのが率直な気持ちだったのですが
及川幸久さんが指摘していたように、「今回のウクライナ紛争を裏で主導し、引き起こした黒幕は、実はイギリスではないのか?」
という漠然とした疑いを持っていました
その真相は分かりませんが、少なくともアメリカとイギリスの「利害が一致している」という事は言えるでしょう

今日はこんな記事が興味をそそりましたので、皆様にご紹介します
及川さんと違って、私はイギリスの国情に詳しくないので、定かには言えませんが
以前、エリザベス女王に中国の習近平氏が面会したときに、エリザベス女王の「無礼な(rude)」という一言から
イギリスの中国に対する態度が変わった、という話を見ていますので、もしかすると。。。。という風には思っています
もしかすると、エリザベス女王はロシアやプーチン大統領を毛嫌いしているのではないでしょうか?
その影響もあり、イギリスの対ロシア戦略は方向性が決まっているのかもしれません

これまでのところ、アメリカのメディアだけでなく、イギリスやヨーロッパメディアも、ロシアへの情報を上手に操作している
そんな印象を受けていますが、それもイギリスの「大英帝国」としての威信を存分に使っていることが推測されます

この辺の事情が分かる方がいらっしゃれば、情報ソースをご紹介くだされば幸いです


今日はRTの記事から、それに関連する記事をご紹介します


(以下、RTの翻訳です)
'Her Majesty's Russia Unit': How British spies have launched a full-scale propaganda war to demonize Moscow
「女王陛下のロシア部隊」:英国のスパイがモスクワを悪魔化するための全面的なプロパガンダ戦争を開始した方法

英国の国際情報戦戦略は何年も前に計画されました

ロシアと西側の間の政治的確執の高まりは、特別な宣伝戦と諜報機関の活性化に拍車をかけました。ウクライナ危機に関して専門家は、近年、全面的な宣伝戦を行うことによって、ロシアを悪魔化する取り組みを段階的に強化してきた最も活発な集団の1つ、それがイギリスであると言います

RTの分析が示しているように、数年前に設立された部門横断政府組織であるイギリスの「HMGロシアユニット」は、国際的なコンサルティング組織の支援を受けて、モスクワに対するソフトインフルエンサー作戦の前線組織として機能してきました

これまで、作戦の活動については公表されていませんでした。しかし、先月、従業員の個人情報を含む刊行物が、多くのロシア・テレグラム・チャンネルに掲載されました。これらの投稿に含まれている電子メールアドレスは、内閣府、外務局、英連邦局、軍事情報局、MI5(諜報機関の一つ)、防衛省およびグループに付属するアメリカの責任者たちを含む、さまざまな英国政府部門につながるHMGロシアユニットの従業員のものであると言われています

優先された宣伝戦

まず、ロシアを明確にターゲットにした組織がイギリス政府内にどのように登場し、その目的は何であり、何をしているのか、について説明しましょう

「通常の軍事能力と偽情報の両方、違法な金融取り引き、影響力のある作戦、サイバー攻撃を含む、ロシアからイギリスとその同盟国への持続的かつ重大な脅威の存在を、(イギリス)政府は長い間認識してきた」と、2020年に 英国首相官邸によって議会に提出された報告書には述べられています

イギリス政府にとって、ロシアは「国家安全保障上の観点からの主要な優先事項の1つ」になっている、と(報告書は)付け加えています

「これが、国家安全保障会議の肝いりで、政府がロシア戦略会議を2017年に実現させ、2017年に、イギリスの外交部、諜報部、軍事部の最大の能力を発揮させるための政府横断型ロシアユニットを設立した理由です」と、報告書は続けて述べています

英国政府自身の発行する報告書によると、正式に英国外務省に所属していたHMGロシアユニットは、主にロシアに対する情報と宣伝キャンペーンのコーディネートを任されていました。これは、イギリス政府がすでに発表しているデータと、特に、ロシアへのいわゆる「偽情報対策」を含むメディアリソース(情報源)を開発するために、外務省が2021年まで実施した英国紛争安定保障基金(CSSF)が資金提供した大規模プログラムから追跡できます

このプログラムは、イギリスがロシア語メディアを含む公的、および独立したメディア情報源の質を向上させるため、多くのパートナーと協力していることを指摘しています、そのため、「社会的結束を助け、普遍的な価値を維持し、東ヨーロッパ諸国社会に信頼できる情報を提供する」ことができます

協力の形はさまざまです。たとえば、イギリスメディアのスタッフによる指導教育、放送ネットワークの構築に関する相談業務、共同制作のための資金調達、そしてロシアの地方メディア事業のサポートなどがあります

「来年には、公共メディアと独立メディアのサポートに800万ポンド(約13億円)以上を投資する予定です。イギリス政府が発行した文書によると、これにはバルト三国とウクライナでの、地域の主導権を握るためのプロジェクトも含まれます

悪魔化のための契約

しかしながら、HMGロシアユニットの取り組みは、宣伝活動をコーディネートすることに限定されていません
イギリス政府の公共調達ポータルサイトのデータから、環境と経済におけるモスクワとロンドンの制度的関係を発展させるための持続可能な資金調達を促進することを目的とした―イギリスとロシアのプロジェクトであるグリーン・ファイナンス・イニシアチブの顧客としての役割を果たしていることがわかります
契約履行の最終期限は2022年3月31日です
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