書籍紹介 クリプトキャッシュ「暗号通貨」が世界を変える！

本書　

クリプトキャッシュ「暗号通貨」が世界を変える！　著者中村宇利　集英社刊

は通常の仮想通貨の紹介書籍とは随分と印象が異なる
これから先の超高速通信と量子コンピュータ時代の到来に、ブロックチェーンという技術が淘汰されていく時代が来る
そんな未来を予想させる内容だった。非常に興味深い
現在の仮想通貨はブロックチェーンという技術を使ったもので
これは世界中でゲームのように台帳書き換えの早さを競い合うことで取引の安全が担保されるものだ
だが、ゲームに参加する人数が少なくなったとき、神話は崩れ去る

興味深いのは、ブロックチェーンに代わる次の技術が紹介されており
その技術が今後どのように世界を変える可能性があるかにまで言及している

貨幣論を考える上で、法定通貨が重要であることには変わりはないが
その法定通貨さえ、今後は違った形のものが生み出されていくことだろう

ご一読をお勧めする一書である

外に敵を作るやり方はファシズムの一歩手前

左派新聞の受け売りのようなことは言いたくはないが、現政権は極めてファシズム（全体主義）に近づいているということを理解しておいたほうがいいだろう。選挙前ににわかに出てきた韓国のホワイト国からの除外問題だが、それ自体が間違っているとは言わない、しかし、タイミングが微妙すぎるということを言わなければなるまい。ついに日本政府も韓国政府と同様の”外の敵を演出する”という手口を使うようになった感がある。韓国の政治家がよく使う手口に、”政権の支持率が落ちそうになると反日を叫ぶ”、というものがある。まさに今安倍政権がやっているのがそれだ。選挙が危うくなると韓国に対して強行姿勢を演出し、”よくやっているように見せかける”まさにファシズムの一歩手前だ。経済運営が全く上手くいかないのを外の敵へ転嫁していく。まさに姑息なやり方と言わざるを得ない。