勝海舟・山岡鉄舟と共に幕末の三舟と称された高橋泥舟は、
欲望についてこんな言葉を残している。
【欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う】
降る雪はとどめようがないように、深まる欲は押さえつけるすべもない。
積もった雪はいく道を覆い隠し、欲は道標を失わせると諭している。
だが・・欲の中には【意欲】というよくがあり・・・・
これは大いに鍛え上げるべきである。
萎えた心に新たな息吹をふき込み、蘇らせる、なにより力になるのが意欲だ。
強靭な精神に裏打ちされた意欲、自らを奮い立たせすくんでいた、
身体にエネルギ-を注いでくれる何があっても前に進まなければ、
ならないのが人生・・意欲という欲だけは枯渇させてはいけない。