平成26年4月28日 月曜日
「メンタルとフィジカル…2014」
「メンタル」とは、「精神に関するさま、心理的」という意味です。
特に、「ファンダメンタル」という言葉がありますが、
これは、そもそも経済用語で、「ファンド&メンタル」からきており、経済に関する「基礎的事項」という意味です。
バスケットボールでの、「ファンダメンタル」とは、プレーの基礎となる必要な技術で、「シュート・ドリブル・パス」の基本的な技術を言います。
しかし、「ファンダメンタル」のそもそもの用語の意味から考えてみると、
「基礎的事項」の基本となるものは、「メンタル」、つまり、「精神に関するさま」、
もっと言えば、「心の有り様」を言うのだと思います。
ですから、まず、その本人の「心」が、技術を身につけるために「前向き」な状態にあることが大事なのでしょう。
一方、「フィジカル」とは、「肉体的なさま。身体的。」という意味です。
これは、スポーツにおいては、肉体的な強さを言い、いわゆる、スポーツに必要な「筋力・持久力・俊敏性・跳躍力」などの視覚的に目に見える基礎的身体能力だと思います。
確かに、「フィジカル」は必要です。
この基礎的な身体能力を身につければ、技術力は向上するでしょう。
しかし、本番の試合という場面で、その「フィジカル」に基づいた、「技術力」が100%発揮できるかどうかは、すべて、本人の、そしてチーム全体の「心の状態」によって左右されると思います。
試合開始前の「メンタル」面における、「集中」と「ゲーム・イメージ」は大切です。
まず、弱気になろうとする自分の「心」との闘いから始まるのです。
「弱気にならない自分」と「弱気になろうとする自分」の葛藤に勝ち、
「心の有り様」をしっかり持つための、強い「メンタル」が必要です。
試合が始まった後は、相手チームとの勝負になりますが、
相手に押されている試合展開になったときに、相手の圧倒的強さなのか、それとも、自分達が普段通りに出来ていない、動けていないからなのか、はっきり自覚する必要があります。
重要なのは、このときのベンチ・ワークでしょう。
コーチは選手達に、チームとして出来ていない状況と、
相手に如何に対処すべきか、自分達はどう動くべきか指示をするでしょう。
そして、最後に、「あきらめるな、まだ行ける。集中して、全力!」と言って選手達を再びコートに送り出すのです。
あとは、選手達自身の「心の有り様」です。
普段の練習通りやれば、できれば、「いける! いくぞ!」という思いを強く持ち、
チーム・リーダーが声を出すことです。
ここで、誰からもその声が出ないチームは、チーム・メンタルが無いのです。
これは選手達自身の自覚の問題であり、コーチの問題ではないのです。
だからといって、そのままにしておくことは、コーチとしての責任を果たしていないことも事実なのです。
「メンタルとフィジカル…2014」
「メンタル」とは、「精神に関するさま、心理的」という意味です。
特に、「ファンダメンタル」という言葉がありますが、
これは、そもそも経済用語で、「ファンド&メンタル」からきており、経済に関する「基礎的事項」という意味です。
バスケットボールでの、「ファンダメンタル」とは、プレーの基礎となる必要な技術で、「シュート・ドリブル・パス」の基本的な技術を言います。
しかし、「ファンダメンタル」のそもそもの用語の意味から考えてみると、
「基礎的事項」の基本となるものは、「メンタル」、つまり、「精神に関するさま」、
もっと言えば、「心の有り様」を言うのだと思います。
ですから、まず、その本人の「心」が、技術を身につけるために「前向き」な状態にあることが大事なのでしょう。
一方、「フィジカル」とは、「肉体的なさま。身体的。」という意味です。
これは、スポーツにおいては、肉体的な強さを言い、いわゆる、スポーツに必要な「筋力・持久力・俊敏性・跳躍力」などの視覚的に目に見える基礎的身体能力だと思います。
確かに、「フィジカル」は必要です。
この基礎的な身体能力を身につければ、技術力は向上するでしょう。
しかし、本番の試合という場面で、その「フィジカル」に基づいた、「技術力」が100%発揮できるかどうかは、すべて、本人の、そしてチーム全体の「心の状態」によって左右されると思います。
試合開始前の「メンタル」面における、「集中」と「ゲーム・イメージ」は大切です。
まず、弱気になろうとする自分の「心」との闘いから始まるのです。
「弱気にならない自分」と「弱気になろうとする自分」の葛藤に勝ち、
「心の有り様」をしっかり持つための、強い「メンタル」が必要です。
試合が始まった後は、相手チームとの勝負になりますが、
相手に押されている試合展開になったときに、相手の圧倒的強さなのか、それとも、自分達が普段通りに出来ていない、動けていないからなのか、はっきり自覚する必要があります。
重要なのは、このときのベンチ・ワークでしょう。
コーチは選手達に、チームとして出来ていない状況と、
相手に如何に対処すべきか、自分達はどう動くべきか指示をするでしょう。
そして、最後に、「あきらめるな、まだ行ける。集中して、全力!」と言って選手達を再びコートに送り出すのです。
あとは、選手達自身の「心の有り様」です。
普段の練習通りやれば、できれば、「いける! いくぞ!」という思いを強く持ち、
チーム・リーダーが声を出すことです。
ここで、誰からもその声が出ないチームは、チーム・メンタルが無いのです。
これは選手達自身の自覚の問題であり、コーチの問題ではないのです。
だからといって、そのままにしておくことは、コーチとしての責任を果たしていないことも事実なのです。