平成23年11月5日 土曜日
「時間の感覚…象の時間とネズミの時間」
いよいよ今年も残すところ二ヶ月足らずです。
今年はいろいろとあって時間が早く過ぎ去っています。
また、
この歳になると一年が速い。
早いのではなく、
速い ですね。
時間の感覚として、
「象の時間」
「ネズミの時間」
と言いますよね。
身体のサイズによって、その生きものが持っている時間が違うという話です。
時間に長い短いという
差があるということは
何か不思議ですよね。
ある仮説があって、
「時間は体重の重さに比例する」
という…おおよその関係が成り立つというものです。
例えば、
●心拍数や呼吸数や、
●子供から大人になるまでの時間や、
●寿命のような一生にかかる時間や、
大きい生きものほど時間がかかり、
体重を比較して、
それが10倍の違いなら…
その生きものが持っている時間は、
約2倍足らず長くなる
関係があるというものです。
ですから、
象の時間(寿命)は、
ネズミに比べて長いのです。
しかしこのことは、
その生きもの自身は、
その差に気付いていません。
ネズミが象の寿命を見て、うらやましがるなどということは無いのです。
何故なら、
ネズミも象もその寿命の中で繰り返すリズムというか…
周期の数に変わりはないのです。
ですから、
ネズミはしゃかしゃか動き、
象はノソ~と動くのです。
つまり、
その決められた寿命の中で、やるべき事を為して…
持っている時間を使い切るのです。
じゃあ、
ネズミもノソ~と動けば寿命は長くなるのでしょうか?
これは無理な
「もしも…」だと思います。
ネズミをノソ~と動かすことなど誰ができるのでしょうか?
これは「神の定理」だと思うのです。
生きものは、
それぞれに持っている限られた時間を精一杯に動いて、
その時間を使い切るのです。
しかし以上の話は、
異種の生きものの間の相対論です。
例えば同じ種における
時間の経過の感覚は、
象とネズミのような、
異種間の生きものとは
逆になるようです。
例えばヒトの場合は、
子供は大人よりしゃかしゃか動きます。
ですから子供にとってみれば、
大人と同じ一日という
時間でも、多くのことができるのですから、
大人より時間がいっぱいあると感じ、
時間が経つのを長く感じるのでしょう。
逆に大人になっていく事で、その生命力を消費していきますから…
子供のように一日を、
しゃかしゃかと動け無くなっていくために、
あっという間に一日が
過ぎていくと感じるのです。
子供達は自分の持っている寿命というものを感じていません。
彼らの時間は無限にあるのです。
だから大人は彼らから
元気をもらうのです。
大人達は、
だんだん自分の持っている時間の有限さを知っていきます。
その時間を無駄なく
大切に使いたいと思うのです。
愛する人のために、
与えられた時間を寿命
としてしっかりと使い切るべきだと思います。
「時間の感覚…象の時間とネズミの時間」
いよいよ今年も残すところ二ヶ月足らずです。
今年はいろいろとあって時間が早く過ぎ去っています。
また、
この歳になると一年が速い。
早いのではなく、
速い ですね。
時間の感覚として、
「象の時間」
「ネズミの時間」
と言いますよね。
身体のサイズによって、その生きものが持っている時間が違うという話です。
時間に長い短いという
差があるということは
何か不思議ですよね。
ある仮説があって、
「時間は体重の重さに比例する」
という…おおよその関係が成り立つというものです。
例えば、
●心拍数や呼吸数や、
●子供から大人になるまでの時間や、
●寿命のような一生にかかる時間や、
大きい生きものほど時間がかかり、
体重を比較して、
それが10倍の違いなら…
その生きものが持っている時間は、
約2倍足らず長くなる
関係があるというものです。
ですから、
象の時間(寿命)は、
ネズミに比べて長いのです。
しかしこのことは、
その生きもの自身は、
その差に気付いていません。
ネズミが象の寿命を見て、うらやましがるなどということは無いのです。
何故なら、
ネズミも象もその寿命の中で繰り返すリズムというか…
周期の数に変わりはないのです。
ですから、
ネズミはしゃかしゃか動き、
象はノソ~と動くのです。
つまり、
その決められた寿命の中で、やるべき事を為して…
持っている時間を使い切るのです。
じゃあ、
ネズミもノソ~と動けば寿命は長くなるのでしょうか?
これは無理な
「もしも…」だと思います。
ネズミをノソ~と動かすことなど誰ができるのでしょうか?
これは「神の定理」だと思うのです。
生きものは、
それぞれに持っている限られた時間を精一杯に動いて、
その時間を使い切るのです。
しかし以上の話は、
異種の生きものの間の相対論です。
例えば同じ種における
時間の経過の感覚は、
象とネズミのような、
異種間の生きものとは
逆になるようです。
例えばヒトの場合は、
子供は大人よりしゃかしゃか動きます。
ですから子供にとってみれば、
大人と同じ一日という
時間でも、多くのことができるのですから、
大人より時間がいっぱいあると感じ、
時間が経つのを長く感じるのでしょう。
逆に大人になっていく事で、その生命力を消費していきますから…
子供のように一日を、
しゃかしゃかと動け無くなっていくために、
あっという間に一日が
過ぎていくと感じるのです。
子供達は自分の持っている寿命というものを感じていません。
彼らの時間は無限にあるのです。
だから大人は彼らから
元気をもらうのです。
大人達は、
だんだん自分の持っている時間の有限さを知っていきます。
その時間を無駄なく
大切に使いたいと思うのです。
愛する人のために、
与えられた時間を寿命
としてしっかりと使い切るべきだと思います。