バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

時間の感覚…象の時間とネズミの時間

2011-11-05 00:09:08 | やっぱりミニバス!
平成23年11月5日 土曜日
 
「時間の感覚…象の時間とネズミの時間」


いよいよ今年も残すところ二ヶ月足らずです。

今年はいろいろとあって時間が早く過ぎ去っています。


また、
この歳になると一年が速い。

早いのではなく、
速い ですね。


時間の感覚として、
「象の時間」
「ネズミの時間」
と言いますよね。


身体のサイズによって、その生きものが持っている時間が違うという話です。


時間に長い短いという
差があるということは
何か不思議ですよね。

ある仮説があって、

「時間は体重の重さに比例する」

という…おおよその関係が成り立つというものです。

例えば、

●心拍数や呼吸数や、
●子供から大人になるまでの時間や、
●寿命のような一生にかかる時間や、

大きい生きものほど時間がかかり、

体重を比較して、
それが10倍の違いなら…

その生きものが持っている時間は、

約2倍足らず長くなる
関係があるというものです。

ですから、
象の時間(寿命)は、
ネズミに比べて長いのです。


しかしこのことは、
その生きもの自身は、
その差に気付いていません。


ネズミが象の寿命を見て、うらやましがるなどということは無いのです。

何故なら、
ネズミも象もその寿命の中で繰り返すリズムというか…

周期の数に変わりはないのです。

ですから、
ネズミはしゃかしゃか動き、

象はノソ~と動くのです。


つまり、
その決められた寿命の中で、やるべき事を為して…

持っている時間を使い切るのです。


じゃあ、
ネズミもノソ~と動けば寿命は長くなるのでしょうか?

これは無理な
「もしも…」だと思います。

ネズミをノソ~と動かすことなど誰ができるのでしょうか?

これは「神の定理」だと思うのです。


生きものは、
それぞれに持っている限られた時間を精一杯に動いて、

その時間を使い切るのです。


しかし以上の話は、
異種の生きものの間の相対論です。


例えば同じ種における
時間の経過の感覚は、

象とネズミのような、
異種間の生きものとは
逆になるようです。


例えばヒトの場合は、
子供は大人よりしゃかしゃか動きます。

ですから子供にとってみれば、

大人と同じ一日という
時間でも、多くのことができるのですから、

大人より時間がいっぱいあると感じ、

時間が経つのを長く感じるのでしょう。

逆に大人になっていく事で、その生命力を消費していきますから…

子供のように一日を、
しゃかしゃかと動け無くなっていくために、

あっという間に一日が
過ぎていくと感じるのです。


子供達は自分の持っている寿命というものを感じていません。

彼らの時間は無限にあるのです。

だから大人は彼らから
元気をもらうのです。

大人達は、
だんだん自分の持っている時間の有限さを知っていきます。

その時間を無駄なく
大切に使いたいと思うのです。

愛する人のために、
与えられた時間を寿命
としてしっかりと使い切るべきだと思います。

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