バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

姿勢…2014

2014-04-12 08:02:39 | やっぱりミニバス!
平成26年4月12日 土曜日
 
「姿勢…2014」


さて、「姿勢」の話です。

ここでいう「姿勢」とは、自分が依って立つスタンスを言います。

人には、それぞれ物事に対する考え方、見方を決定する基準となる「スタンス」があります。

そもそも、それは生まれ持っているものではありません。

その人の経験、そして、その経験に関与する人達によって作られるものです。

ミニバスの子供達にとって、コーチという大人は、

子どもたちの姿勢、つまり、彼らの「スタンス」を作る上で、とても大きく影響する人と成りえます。

成りえると言ったのは、そうでない場合もあるからです。

単に、ミニバスの技術だけを教えるだけでは、子どもたちの「姿勢」作りには、ほとんど影響しないでしょう。

また、姿勢作りに影響していると自覚していない大人達は、何らかの形で、子供達の姿勢作りに影響していると自覚すべきでしょう。

そうでないと、子供達は、「ああ、この程度でいいんだ」という「姿勢」を作ってしまうからです。

こうなると、これを修正することは難しいことです。

「あの時、コーチは何も注意しなかったじゃないか」

「何故、いまさら注意するの?」となるでしょう。

それ故、人を指導する者の責任、特に、「姿勢」を作っている途上にある子供達を指導している人達、小学校や中学校の先生、そして、小学生のミニバスや、サッカー、野球などのコーチをしている大人達の責任は大きいのです。

ですから、その大人達は、全人格をもって、自分の「姿勢」に依って立ち、子供達の指導に当たらなければならないのです。

自分の「姿勢」が正しいか否かは、第三者から見て「筋」がとおっているか、どうかによるのでしょう。

自信を持って子供達に語りかけることが、出来なければ、それは、言い訳的な説明になり、子供達は理解し、納得できないのです。

子供達に厳しく、時には優しく語りかけながら、

子供達が理解し、納得できる話をすること。

それが、人として正しい「姿勢」を作るための、指導する者の「姿勢」なのです。

だから、親御さんから子供達を預かり、その子供達を指導するコーチの責任は極めて大きいのです。

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