平成24年3月1日 木曜日
「ミニバスについて・その2」
子供達は間違いなく成長します。
それはコーチとして14年間の経験から得たことです。
ですから「やる気」というのは3年生から6年生のうちで、いつ開花するかわからないものです。
コーチは、しっかり子供達を見守って、
今、技術的に未熟でも、バスケに対する積極性さえ、無くさないように指導していけば、
その子の気持ちは、バスケから離れることはないのです。
コーチの勝手な独断で、判断してしまうと、
将来「やる気」を持ち、積極的にバスケに取り組む可能性のある子供達の「やる気」を失わせる可能性があります。
コーチは絶対にそれをしてはならないと思います。
子供達の「やる気」を尊重するのであれば、
全員を同様に、等しく扱い、指導として、個別にあたるやり方をとればいいのです。
子供達は、どんな子供達も自分の能力がどのくらいかわかっています。
それでも「やる気」を持たせるのは、コーチの一言なのです。
「自分と上手い他の仲間の子と比べるから、だめだと思ってしまう。」
「他の子と比べるのではなく、自分に負けない、自分を目指して頑張ろう」
「そうすれば、いつの間にか仲間と同じになっている自分に気付くよ」
うちのミニバスクラブは、昨年から現在の5年生以下は、学年縦割りの態勢で臨んでいます。
それまでは学年横割りでしたので、先輩や後輩はいなくて、自分達の学年のメンバーだけで練習や試合をしてきました。
ですから自分達の代で頑張るという考え方が通用しました。
しかし学年縦割りというのは、他のミニバスチームがそうであるように、
先輩と後輩がいるチームです。
それは縦に繋げていくチームです。
チームの伝統を創っていくという意味では、縦割りはとても意義深いものだと思います。
チームとは何か?
先輩達と自分達と後輩達が一丸となって、チームの目標を共有することがチーム一丸のあり方です。
指導するコーチは、そのように考えるべきだと思います。
チームを縦に繋げていくことは、コーチの大事な務めだと思います。
次年度から新6年生が臨む、公式戦のすべてが、ミニバスでの最初で最後の試合です。
だから、一生懸命に頑張る最上級生を大事にしてあげたいのです。
一方で、新5年生になる子供達の「やる気」も育てなければならないと思っています。
その新5年生が、先日の新人戦で、試合に出られなくても、チームが負けたことに悔しさを感じてくれたことは、
チーム一丸とは何かを肌で知ってくれたものと思います。
また試合に臨むチーム編成の考え方として大事なことは、
練習に休むことなく参加し、一生懸命に練習に取り組んでいること…
それは、上級生にも、下級生にも求められる姿勢です。
上級生だから優先的に試合に出すという考えでは、
上級生はそれにアグラをかき、向上しようとする努力をしなくなるかもしれません。
下級生は、一生懸命に練習で頑張って、能力的に上級生より上手くても試合に出られないのであれば、
バスケに対するモチベーションは下がることは間違いありません。
上級生のおごりをなくし、下級生のモチベーションを上げることはコーチの責任です。
だから、コーチはその責任を自覚して、
選手起用を考えなければならないのです。
これは、言うは易く、行うは難しことです。
時として、コーチはジレンマに陥るでしょう。
チームの勝利と、上級生を大事にするという、両者のジレンマです。
しかし、選手起用の責任と権限はコーチにあることは間違いないことです。
いわゆる『泣いて馬謖を斬る』という想いを断行しなければならない時もあるのです。
その想いは非常にキツイものです。
それでもコーチは断固として行なわなければなりません。
それが主担当コーチの役割だからです。
保護者は我が子第一なのは当然でしょう。
その気持ちを持ちながら、チームの子供達に対し…、
また、そのチーム自体に愛着を持って欲しいのです。
それこそが、学年縦割りチームにおける、『チームの保護者のあり方』だと思います。
「ミニバスについて・その2」
子供達は間違いなく成長します。
それはコーチとして14年間の経験から得たことです。
ですから「やる気」というのは3年生から6年生のうちで、いつ開花するかわからないものです。
コーチは、しっかり子供達を見守って、
今、技術的に未熟でも、バスケに対する積極性さえ、無くさないように指導していけば、
その子の気持ちは、バスケから離れることはないのです。
コーチの勝手な独断で、判断してしまうと、
将来「やる気」を持ち、積極的にバスケに取り組む可能性のある子供達の「やる気」を失わせる可能性があります。
コーチは絶対にそれをしてはならないと思います。
子供達の「やる気」を尊重するのであれば、
全員を同様に、等しく扱い、指導として、個別にあたるやり方をとればいいのです。
子供達は、どんな子供達も自分の能力がどのくらいかわかっています。
それでも「やる気」を持たせるのは、コーチの一言なのです。
「自分と上手い他の仲間の子と比べるから、だめだと思ってしまう。」
「他の子と比べるのではなく、自分に負けない、自分を目指して頑張ろう」
「そうすれば、いつの間にか仲間と同じになっている自分に気付くよ」
うちのミニバスクラブは、昨年から現在の5年生以下は、学年縦割りの態勢で臨んでいます。
それまでは学年横割りでしたので、先輩や後輩はいなくて、自分達の学年のメンバーだけで練習や試合をしてきました。
ですから自分達の代で頑張るという考え方が通用しました。
しかし学年縦割りというのは、他のミニバスチームがそうであるように、
先輩と後輩がいるチームです。
それは縦に繋げていくチームです。
チームの伝統を創っていくという意味では、縦割りはとても意義深いものだと思います。
チームとは何か?
先輩達と自分達と後輩達が一丸となって、チームの目標を共有することがチーム一丸のあり方です。
指導するコーチは、そのように考えるべきだと思います。
チームを縦に繋げていくことは、コーチの大事な務めだと思います。
次年度から新6年生が臨む、公式戦のすべてが、ミニバスでの最初で最後の試合です。
だから、一生懸命に頑張る最上級生を大事にしてあげたいのです。
一方で、新5年生になる子供達の「やる気」も育てなければならないと思っています。
その新5年生が、先日の新人戦で、試合に出られなくても、チームが負けたことに悔しさを感じてくれたことは、
チーム一丸とは何かを肌で知ってくれたものと思います。
また試合に臨むチーム編成の考え方として大事なことは、
練習に休むことなく参加し、一生懸命に練習に取り組んでいること…
それは、上級生にも、下級生にも求められる姿勢です。
上級生だから優先的に試合に出すという考えでは、
上級生はそれにアグラをかき、向上しようとする努力をしなくなるかもしれません。
下級生は、一生懸命に練習で頑張って、能力的に上級生より上手くても試合に出られないのであれば、
バスケに対するモチベーションは下がることは間違いありません。
上級生のおごりをなくし、下級生のモチベーションを上げることはコーチの責任です。
だから、コーチはその責任を自覚して、
選手起用を考えなければならないのです。
これは、言うは易く、行うは難しことです。
時として、コーチはジレンマに陥るでしょう。
チームの勝利と、上級生を大事にするという、両者のジレンマです。
しかし、選手起用の責任と権限はコーチにあることは間違いないことです。
いわゆる『泣いて馬謖を斬る』という想いを断行しなければならない時もあるのです。
その想いは非常にキツイものです。
それでもコーチは断固として行なわなければなりません。
それが主担当コーチの役割だからです。
保護者は我が子第一なのは当然でしょう。
その気持ちを持ちながら、チームの子供達に対し…、
また、そのチーム自体に愛着を持って欲しいのです。
それこそが、学年縦割りチームにおける、『チームの保護者のあり方』だと思います。